アジア株 香港株は反発もデモ懸念根強く上値重い、上海株は小幅続落
東京時間11:36現在
香港ハンセン指数 26984.00(+57.45 +0.21%)
中国上海総合指数 2908.03(-1.94 -0.07%)
台湾加権指数 11470.53(+43.25 +0.38%)
韓国総合株価指数 2128.86(+4.77 +0.22%)
豪ASX200指数 6738.20(-34.33 -0.51%)
アジア株は高安まちまち。
香港株は反発、前日の大幅下落を受けて値ごろ感からの買い戻しが優勢。ただ、デモ激化への懸念は強く上値は重い。10日に香港警察がデモ隊に実弾を発砲し2人が撃たれ、うち1人が重体となった。8日には初の死者が出ており、香港警察への批判が一段と強まっている。デモ参加者は12日朝も通勤を妨害し、警察は催涙ガスを発射した。
中国環球時報は社説で、デモ隊に実弾を発射した香港警察を「断固支持する」とするとして発砲の正当化を主張した。また、デモ隊の凶悪な行為はイスラム国のメンバーのようなテロリストと変わらないと非難した。
上海株は小幅続落、きょうのトランプ米大統領の演説を前に様子見ムードとなっている。演説次第で米中進展期待が後退する恐れもある。また、香港デモ激化を受けて米中関係悪化も懸念されている。
執筆者 : MINKABU PRESS
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