アジア株 香港株は2%超安、デモ抗議で2人撃たれ1人重体
東京時間14:03現在
香港ハンセン指数 27021.17(-629.97 -2.28%)
中国上海総合指数 2928.04(-36.14 -1.22%)
台湾加権指数 11436.58(-142.96 -1.23%)
韓国総合株価指数 2128.16(-9.07 -0.42%)
豪ASX200指数 6764.90(+40.80 +0.61%)
インドSENSEX30種 40325.98(+2.37 +0.01%)
アジア株はまちまち。
香港株は大幅続落、デモ抗議活動が一層と過激化している。10日、ゲリラ的なデモ活動が行われ、ショッピングモールや地下鉄などが破壊された。香港警察がデモ参加者に実弾を発砲し、10代の若者2人が撃たれ、うち1人は重体となっている。先日には、デモ抗議関連で初の死者が出たばかり。中国建設銀行や中信銀行の一部は支店を閉鎖した。
上海株も下落している。香港デモ激化を受け、人権問題から米中関係が悪化するとの懸念が高まっている。
ただ、米中進展期待は依然として続いている。トランプ米大統領は9日、「米中貿易協議は非常に良好に進展している」と述べた。ナバロNTC委員長は「12月15日に予定されている対中関税発動を先送りする用意がある」と述べた。
週末に発表された中国10月の消費者物価指数は前年同月比で+3.8%と約7年ぶりの高水準となった。豚肉価格が101%上昇したことが影響している。一方、生産者物価指数は-1.6%と16年7月以来の低水準となった。
執筆者 : MINKABU PRESS
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