小幅続伸、下振れ後に戻す=NY原油概況
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=57.24(+0.09 +0.16%)
ニューヨーク原油は小幅続伸。この日発表された10月の中国の原油輸入は過去最高となっていたが、週末を控えてこのところの上昇に対する利食いが出やすいなか、トランプ米大統領が対中関税撤回に合意していないと発言し、米中貿易交渉に対するこれまでの楽観的な見方が後退したことで、ダウ平均株価が軟化して、原油も一時大きく下振れした。しかし、米国の時間帯後半に発表された稼働中の原油リグ(掘削装置)がさらに減少していたことを好感して、安値から大きく切り返して結局小幅ながらプラス引けする限月が多くなった。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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