ドル円は戻り売りも200日線は堅持=NY為替後半

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 NY時間の終盤に入ってドル円は109.20円近辺で推移している。きょうのNY為替市場でドル円は戻り売りに押される展開となり、一時109.10円付近まで値を落とす場面が見られた。序盤は米国債利回りの上昇に追随して、きのうに引き続き109.50円を試す動きも見られたが、トランプ大統領の「米国は中国と関税撤廃で合意していない」との発言をきっかけに戻り売りが優勢となった。また、大統領は米国内での調印にこだわっているようだ。

 きのう中国商務省の報道官が「関税を段階的に撤廃することで両国は合意した」と発表したが、ホワイトハウスの対中関税撤廃計画が米政権内で強い反対に直面しているとの報道も流れていた。市場では、期待感は依然として高いものの、少し様子を見たい雰囲気も出ているようだ。

 200日線が109.05円付近に来ており、目先の下値サポートとして意識される中、200日線の水準より上で今週の取引を終えられるか注目される。

 ユーロドルは戻り売りが継続。10月初めから11月初めにかけての上昇波のフィボナッチ50%戻しが1.1030ドル付近にあるが、きょうはその水準を下抜ける展開が見られている。ここ数日のオプション市場では、ユーロドルのプットオプション(売る権利の売買)の需要が高まっており、市場では更なる下落を見込む向きが増えているようだ。
 
 今週のユーロドルは下げが続き、チャートはダブルトップを形成している。下値警戒感が強まりそうな気配も出ており、10月からのリバウンド相場終了の転換点との見方も台頭しつつある模様。

 ポンドも売りが強まり、ポンドドルは一時1.2770ドル付近まで下落した。きのうは英中銀が金融政策委員会(MPC)でハト派色を強調したことから、ポンドは売りが強まっていたが、きょうもその流れは続いている。ポンドドルは21日線を下放れる展開を見せ、チャートもダブルトップを形成。10月からのリバウンド相場は正念場を向かえているようだ。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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執筆者 : MINKABU PRESS

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