ユーロドル、プットオプションの需要高まる中、リバウンド相場終了の転換点との見方も=NY為替
米中貿易協議への期待感の一方で、ここに来て様子見姿勢も広がる中、ユーロドルは戻り売りが続いている。10月初めから11月初めにかけての上昇波のフィボナッチ50%戻しが1.1030ドル付近にあるが、きょうはその水準を下抜ける展開が見られている。
このところオプション市場では、ユーロドルのプットオプション(売る権利の売買)の需要が高まっており、市場では更なる下落を見込む向きが増えているようだ。
今週のユーロドル相場は下げが続き、チャートはダブルトップを形成している。下値警戒感が強まりそうな気配も出ており、10月からのリバウンド相場終了の転換点との見方も出つつあるようだ。
EUR/USD 1.1020 EUR/JPY 120.24 EUR/GBP 0.8620
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。