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東京株式(前引け)=米企業決算への警戒感後退で上値追い継続

為替 

 24日前引けの日経平均株価は前営業日比144円20銭高の2万2769円58銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は6億1121万株、売買代金概算は8838億円。値上がり銘柄数は1156、対して値下がり銘柄数は864、変わらずは133銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は買い先行で始まり、寄り後も売り物をこなし強含みで推移する展開となった。米中摩擦問題に対する警戒感が後退しているほか、警戒された米国企業の決算発表も現状は事前のコンセンサスより強めで、リスクを取る動きを誘導している。円安含みで推移する外国為替市場の動向も横目に主力株をはじめ広範囲に買いが優勢となった。ただ、売買代金は低調で1兆円を大きく下回っている。

 個別では東京エレクトロン<8035>、SUMCO<3436>が堅調、トヨタ自動車<7203>もしっかり。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも堅調。富士通<6702>も買われた。アイモバイル<6535>が急騰、日本ケミファ<4539>は一時ストップ高に買われた。半面、ソフトバンクグループ<9984>が安く、ファーストリテイリング<9983>も冴えない。キーエンス<6861>、東レ<3402>も安い。日本アジア投資<8518>が利食われ、LIFULL<2120>、シュッピン<3179>なども大幅安。

出所:MINKABU PRESS

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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