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【これからの見通し】ブレグジット、カナダ総選挙などリスク材料をこなせるか

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【これからの見通し】ブレグジット、カナダ総選挙などリスク材料をこなせるか

 東京不在のアジア市場は比較的穏やかなマーケットとなっている。アジア株は総じて小高い動き。やや上値重く推移していた上海株も足元ではプラスに転じてきている。昨日のWTOウェブサイトによると中国が年24億ドル相当の対米報復関税を申請したが、オバマ政権時代となる7年前からの相殺関税の不当性が主張されたもの。足元のトランプ政権との問題とは異質な感もあり、市場では警戒感が広がっていないようだ。

 昨日はカナダ下院総選挙が実施された。トルドー首相の人気は4年前の選挙ほどではなく不安視されていたが、きょうの日本時間午前からの開票が始まると各報道機関から与党・自由党が第一党を確保する見通しだと報じられた。トルドー首相の現役続行が濃厚だ。ただ、過半数には届かず新民主党との連立が模索されるもよう。カナダドル相場は前日からじり高となっており、特段の不安材料とはなっていないようだ。

 このあとのロンドン・NY市場ではブレグジットをめぐる動きに進展がありそうだ。EU離脱をめぐる英議会の動きは遅々として進まない印象があるが、本日中には離脱協定法案の議会通過と、10月31日の離脱期限までに離脱実施となるかどうかがみえてくるもよう。ブルームバーグによると、ジョンソン英首相は離脱協定案を実行するための法案を提出しており、議会で急いで審議・成立させたい意向。日本時間23日午前3時頃から始まる第2読会の採決で、法案の一般原則への賛否が問われる予定。これが首相にとっての正念場となりそうだ。ただ、全般的には合意離脱および離脱延期が見込まれることから、「合意なき離脱」の可能性はかなり低くなっている。ポンドドルは1.29台後半、ポンド円は140円台後半と、直近2週間でのポンド大幅高からの高値圏を維持している。

 この後の海外市場では、英公共部門ネット負債(9月)、香港消費者物価指数(9月)、カナダ小売売上高(8月)、米中古住宅販売件数(9月)などの経済指標が発表される。米債券市場では、米2年債入札(400億ドル)が実施される予定。米国では10月末FOMC会合を控えて、金融当局者はブラックアウト期間に入っており、講演などでの金融政策関連の発言は手控えられる。
 
MINKABU PRESS 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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