ドル円、クロス円は上値伸ばしたあと、一服に＝ロンドン為替

ドル円、クロス円は上値伸ばしたあと、一服に＝ロンドン為替

　週明けのロンドン序盤は、リスク選好の動き。欧州株が上昇しており、米債利回りも上昇。ドル円やクロス円はともに本日高値を更新している。

　週末には英ＥＵ離脱案の採決が先送りされており、週明けのオセアニア市場ではポンド売りの動きが広がった。しかし、下押しの動きは続かず買い戻されてロンドン市場を迎えた経緯がある。

　ロンドン市場では、離脱関連法案が整えば、合意離脱が可能との楽観的な見方がでている。仮に月内の承認に失敗しても、離脱延期となることで合意なき離脱のリスクはかなり後退している。

　ロンドン市場で、ポンドドルは一時1.3012レベルと５月１３日以来の高値水準をつけた。ポンド円も141.36レベルまで高値を伸ばした。この動きに連れて、ドル円は108.66レベル、ユーロ円は121.48レベル、ユーロドルは1.1179レベルまで高値を伸ばした。ただ、足元では、買いは続かず売り戻しの動きもみられている。

USD/JPY　108.54
EUR/JPY　121.23　GBP/JPY　140.92
EUR/USD　1.1168　GBP/USD　1.2980