もみ合い=東京為替前場概況
東京外為市場中盤、ドル円は108円半ばで推移。朝方からはやや円売りがやや優勢だが、休日の谷間であることから動意は限定的。
来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた模様眺めムードもドル円の値動きを抑制している。FOMCでは追加利下げが期待されている。物価上昇率の鈍化が続い
ていることで、日銀金融政策決定会合に対する注目度も高まりつつある。
ユーロ円は121円ちょうど付近、ポンド円は140円ちょうど付近で推移。週末、英議会は英政府と欧州連合(EU)が合意した離脱協定案の採決を見送り、朝方にポン
ドが売られたが、その後ポンド売りの動きは一巡し、下げ渋っている。
豪ドル円は74円半ば、NZドル円は69円半ばまで強含み。第1段の正式な米中通商合意を来月に控え、景気減速懸念が後退している。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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