米債利回り、一時低下も、その後持ち直す=NY債券概況
米長期債利回りはロンドン市場からNY市場朝にかけて上昇が目立つ展開に。ベンチマークとなる10年債利回りは1.77%台に乗せる展開となった。
しかし、その後は週末の英下院によるEU離脱修正案採決の動向が不透明になっていることなどを警戒して、一旦利回りが低下する展開に。10年債利回りは1.73%を割り込む動き。米中通商問題の先行き不透明感なども米債利回りの低下要因となっている。
もっとも、NY午後に入って債券利回りは持ち直し。ある程度の警戒感も楽観ムードは継続しており、利回りが大きく低下するような流れにはならず。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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