【本日の見通し】ドル円は底堅く推移か
英国と欧州連合(EU)が英国のEU離脱で合意した。これが好感されてドル円は108円90銭台まで上昇したものの、英議会で承認されるかが不透明な上、米鉱工業生産指数など米経済指標の下振れなどもあって下げに転じた。ドル円は108円台半ばまで下落した。その後は下げ渋って108円60銭台でNY市場の引けとなった。
合意報道でポンドドルは1.29ドル台まで上昇、ポンド円は141円台半ばまで上昇したものの、その後は上げ一服となった。英議会での承認への不透明感などから上げ一服となった。
このところのドル円は108円台での堅調な推移が続いている。英国のEU離脱関連の報道、米中貿易協議関連の報道などに左右されやすい展開が見込まれるものの、このところは押しても108円台を維持しており、108円台半ばから後半での底堅い動きを続けそうだ。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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