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東京株式(大引け)=408円高、米中対立懸念の後退で大幅続伸

株式 

 15日の東京株式市場は、日経平均が400円を超える上昇をみせ2万2000円台を回復した。米中貿易協議の進展を好感して広範囲に空売り筋の買い戻しを誘発する格好となった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比408円34銭高の2万2207円21銭と大幅高で3日続伸。東証1部の売買高概算は12億8408万株、売買代金概算2兆3125億9000万円。値上がり銘柄数は1898、対して値下がり銘柄数は214、変わらずは42銘柄だった。

 きょうの東京市場は大きく買い優勢に傾いた。前週末に行われた米中閣僚級貿易協議で部分合意に至り、米政権による対中制裁関税引き上げが延期されることになった。これによる米中対立への懸念が後退、広範囲にリスクを取る動きが優勢となった。日経平均は2万2000円台を回復し、終値ベースで4月26日以来の高値水準に浮上した。中国・上海株など軟調でアジア株は高安まちまちの動きとなったが、外国為替市場で1ドル=108円台前半の推移と円安水準でもみ合ったことも、輸出セクター中心に買い安心感を与えた。業種別では世界景気に敏感な海運株が大きく買われたほか、国内では台風被害からの復興を担う建設関連に高いものが目立った。東証1部全体の88%の銘柄が上昇、売買代金も2兆3000億円台と10月に入ってからは最も膨らんだ。

 個別では、売買代金トップのソフトバンクグループ<9984>が反発、ファーストリテイリング<9983>が2000円を超える大幅上昇となった。トヨタ自動車<7203>など自動車株が買われ、東京エレクトロン<8035>、ファナック<6954>も高い。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも堅調。eBASE<3835>が値幅制限いっぱいに買われ、日本基礎技術<1914>も一時ストップ高。北野建設<1866>、不動テトラ<1813>も値を飛ばした。

 半面、リクルートホールディングス<6098>が軟調、富士通<6702>、太陽誘電<6976>も冴えない。コロプラ<3668>も売りに押された。ユー・エム・シー・エレクトロニクス<6615>がストップ安となり、インターアクション<7725>も急反落、パソナグループ<2168>、RPAホールディングス<6572>なども大幅安となった。

出所:MINKABU PRESS

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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