楽観的な雰囲気が広がり、ドル円は107.60円近辺まで一時上昇=NY為替前半

為替 

 きょうのNY為替市場でドル円は買い優勢の展開となっており107.60円近辺まで一時上昇した。きょうは米中貿易協議への楽観的な雰囲気が広がっており、米株も買い戻される中、リスク回避の雰囲気が後退している。

 米政府は監視カメラなど新疆ウイグルの弾圧に関わる企業2社を含むテクノロジー企業8社に対する米企業からの禁輸措置を発表した。中国側の反発も予想され、前日の市場はリスク回避の雰囲気が広がったが、英FT紙の報道によると、中国は、トランプ大統領が関税引き上げを見送ることを条件に、米国産大豆の購入を現在の年2000万トンから3000万トンに1000万トン増やすことを提案したと伝えた。また、中国は米国との部分的合意をまだ排除していないとも伝えていたことで、市場には楽観的な雰囲気が広がっている模様。

 目先は100日線と21日線が来ている107.65円付近が上値メドとして意識される。

 ユーロドルは買い戻しが優勢となり、1.09ドル台後半まで回復している。ただ、一時1.0990ドル近辺まで上昇したものの、1.10ドルの水準には相変わらず苦労している模様。ドイツ経済の低迷にもかかわらず、ドイツ政府は景気刺激策に消極的な姿勢を示している。

 ユーロ圏全体の減速傾向も鮮明になる中、ECBの緩和スタンスは予想以上に長引きそうな気配も見られる。そのような中、今月のFOMCでの利下げ期待が高まる中、ドル売りが優勢になっているものの1.10ドルを突破するだけの説得力はないようだ。

 ポンドは上値の重い展開が続いており、ポンドドルは1.22ドルちょうど付近、ポンド円は131円台前半に下落。EU離脱を巡る動きに一喜一憂する動きが続いている。ロンドン時間にはEUがアイルランドのバックストップで譲歩する用意があるとの報道が流れ、ポンドが急速に上昇する場面が見られた。しかし、NY時間に入ってバルニエEU首席交渉官の発言が伝わっていたが、「英国の提案は深刻な欠陥を持っており、現段階ではEUも英国も合意する段階にはない」と述べていた。

 情報が錯綜しているが、市場のメインシナリオはやはり、10月末の離脱は見送られ、3ヵ月間の延期になるとも見方が有力のようだ。しかし、延期になったとしてもあくまで合意ではなく、合意なき離脱や総選挙へのリスクは残り、ポンドの上値を圧迫する可能性も高い。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

出所: MINKABU PRESS

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