ドル円は買い優勢 米中協議への楽観的な雰囲気広がる=NY為替
ドル円は買い優勢の展開となっており107.40円近辺で推移している。本日高値圏での推移。きょうは米中貿易協議への楽観的な雰囲気が広がっており、米株も買い戻される中、リスク回避の雰囲気が後退している。
米政府は監視カメラなど新疆ウイグルの弾圧に関わる企業2社を含むテクノロジー企業8社に対する米企業からの禁輸措置を発表した。中国側の反発も予想され、前日の市場はリスク回避の雰囲気が広がったが、英FT紙の報道によると、中国は、トランプ大統領が関税引き上げを見送ることを条件に、米国産大豆の購入を現在の年2000万トンから3000万トンに1000万トン増やすことを提案したと伝えた。
また、中国は米国との部分的合意をまだ排除していないとも伝えていたことで、市場には楽観的な雰囲気が広がっている模様。
目先は100日線と21日線が来ている107.65円付近が上値メドとして意識される。
USD/JPY 107.38
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。