振幅後にややドル買い優勢、米雇用者数の伸び鈍化も失業率が低下=NY為替
振幅後にややドル買い優勢、米雇用者数の伸び鈍化も失業率が低下=NY為替
9月の米雇用統計の発表後にドル相場が振幅したが、足元ではややドル買い優勢になっている。まず、非農業部門雇用者数の伸びが13.6万人と事前予想14.5万人にとどかなかったことでドル売りの反応が広がった。ドル円は一時106.61レベルまで下落、ユーロドルは1.0998レベルまで上昇。
しかし、失業率が3.5%に予想外の低下となり、ドル買いに転じた。労働参加率は63.2%と前回と同様の水準だった。ドル円は107.07レベルまで反発、ユーロドルは1.0957レベルまで反落した。平均時給は前月比変わらず、前年比+2.9%に伸びが鈍化した。
米10年債利回りは1.50%台に低下したあと、1.55%台まで上昇し、足元では1.54%台と高め水準を維持している。
USD/JPY 106.95 EUR/USD 1.0965 EUR/JPY 117.27
執筆者 : MINKABU PRESS
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