トランプ発言など重石となりドル売り円買いに=NY為替概況

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トランプ発言など重石となりドル売り円買いに=NY為替概況

 20日のNY市場は108円近辺でのもみ合いから、値を落とし、
ほぼ安値圏で取引を終える展開となった。

 ロンドン市場から続く欧州通貨売りドル買いの動きもあり、
 NY午前に108円台を回復したものの、ドル円は日本勢の三連休を前に
大台超えでの積極的な買いが手控えられ、
少し調整が入って107円90銭前後での推移が続いた。

 トランプ大統領のイラン中銀に対する制裁などもリスク警戒感を誘ったが、
こちらへの影響は限定的。

 しかし、トランプ大統領が米中通商協議について
米国産農産物の輸入拡大だけでは不十分、
部分合意ではなく、完全合意を望んでいる。
選挙前の合意が必要であるとは考えていない。
などの発言を行い、早期の合意ではなく
あくまで知的財産権などを含めた完全合意を目指す姿勢を示したことで
市場の合意期待が後退する格好でドル売り円買いが広がった。

 ドル円は発言後の107円70銭割れ。その後も戻りが鈍く値を落とし
107円50銭台まで安値を広げて週の取引を終える展開となっている。

 ユーロドルはロンドン朝方に米債利回りの低下などを受けて付けた高値1.1068近辺からの
売り基調が継続する展開となり、1.1000を割り込む場面が見られた。
その後はトランプ発言を受けたドル売りもあって値を戻したが
1.1010台で週の取引を終えており、ユーロ売りが優勢に。

 米国の年内追加利下げの思惑が揺れており、緩和を決めたユーロとの温度差につながり
ユーロ売りドル買いが入っている面も。

 ポンドはさらに売りが目立った。ユーロと基本的に同じような動きであるが、
寄り売りが目立つ展開に。
 ブレグジット問題でEU側のバルニエ主席交渉官が
英政府がEUに非公式に提出した提案について、
これまでよりも後退したものであるとの見方を示しているとの報道がポンドの重石に。
対ドルで安値からは値を戻す動きはユーロと同じ。


minkabu PRESS編集部 山岡和雅

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執筆者 : MINKABU PRESS

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