【本日の見通し】ドル円はもみ合いで推移か
17~18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では0.25%の利下げに動いたものの、今後の利下げは不透明となっており、ドル円は108円台半ばまで上昇した。
18~19日の日銀金融政策決定会合では金融政策は現状維持となった。マイナス金利の深堀りなどの緩和策を想定していた向きから事前にドル売りが出て、ドル円は108円近辺まで下落した。
こうしたイベントを通過して、次官級による米中通商協議が注目されている。ワシントンで19~20日に開催予定で、合意に向けて前向きなニュースが出てくるようだとドル円には支援材料となりそうだ。ネガティブなニュースが出てくるようだと、ドル円には圧迫要因となりそう。
米中の交渉は一筋縄では行かないとみられ、ドル円はもみ合いで推移する可能性が高いとみられる。
minkabu PRESS編集部
執筆者 : MINKABU PRESS
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