ドル安円高 FOMC後の上昇に調整入る=東京為替前場概況
東京外為市場中盤、ドル円は108円ちょうど付近まで軟化。米連邦公開市場委員会(FOMC)後の円売り・ドル買いが巻き戻された。
他の主要な中銀と同様に日銀にも追加緩和の思惑があり、円相場が動意づいている。
ただ、日銀の金融緩和にも関わらず、日本の景気が回復せず金融政策の正常化が行えていないなかで、選択肢は限定されている。
ユーロ円は119円前半、ポンド円は134円後半まで下落。
豪ドル円は73円前半まで下げた。円買いのほか、豪雇用統計が重し。労働参加率が統計開始以来の最高水準を更新し失業率を押し上げたほか、フルタイム雇用が前月比で減少した。
NZドル円は68円前半まで軟化。4-6月期のNZ国内総生産(GDP)は前年比+2.1%と2013年以来の低水準だった。
執筆者 : MINKABU PRESS
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