アジア株 上海株は下げ幅拡大、3000大台割り込む 元安進行を嫌気
東京時間14:08現在
香港ハンセン指数 26810.87(-313.68 -1.16%)
中国上海総合指数 2991.31(-39.54 -1.31%)
台湾加権指数 10876.12(-22.01 -0.20%)
韓国総合株価指数 2063.41(+1.19 +0.06%)
豪ASX200指数 6678.40(+4.92 +0.07%)
インドSENSEX30種 36931.85(-191.46 -0.52%)
アジア株はまちまち。
上海・香港を除いて小動き。サウジアラビアの石油施設がドローン攻撃されたこを受けて地政学リスクが高まっており、売り優勢で始まった。ただ、今のところ、トランプ氏は対中東で慎重姿勢を維持していることから、株式相場への影響は限定的となっている。
サウジの件を受けてNY原油価格は16日に約12ドル高と過去最大の上げとなった。これを受けて、アジア株式市場では素材やエネルギー関連が総じて上昇している。
香港株は1.16%安、格付け会社ムーディーズが香港の格付け見通しを従来の「ステーブル」から「ネガティブ」に引き下げたことが嫌気されているもよう。デモ長期化を受けて貿易や金融の拠点としての香港の魅力が損なわれるリスクが高まっているとムーディーズは指摘した。
上海株は下げ幅を拡大。今月6日以来、約1週間ぶりに3000の大台を割り込んでいる。元安が進行していることが懸念されているもよう。オンショア人民元は対ドルで0.3%安、1ドル=7.0891元。
執筆者 : MINKABU PRESS
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