【海外市場の注目ポイント】米小売売上高は前回の反動で伸び鈍化も堅調
来週利下げが見込まれるFOMCを控える中で、米国の重要指標への注目が集まる。
本日は21時半に8月の米小売売上高が発表される。前回は4か月ぶりの伸びを記録し、先行きの不透明感はともかく、米国の家計の勢いは継続との印象を与えた。
今回は反動が出ることもあり、伸び自体は鈍化も、予想は総合、児童を除くコアともにプラス圏。予想前後の数字が出てくると米国の個人消費は堅調という印象を与えそう。なお同時に8月の米輸入物価も発表される。通商摩擦問題が強まる中で、貿易関連統計も要注意。
小売売上高(8月)21:30
予想 0.2% 前回 0.7%(前月比)
予想 0.1% 前回 1.0%(自動車除くコア・前月比)
輸入物価指数(8月)21:30
予想 -0.5% 前回 0.2%(前月比)
予想 -1.9% 前回 -1.8%(前年比)
執筆者 : MINKABU PRESS
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