ドル高円安進む、米中関係改善期待が押し上げに=東京為替概況
ドル高円安進む、米中関係改善期待が押し上げに=東京為替概況
ドル円は107円85銭近辺まで上昇と、ドル高円安基調が継続。日経平均が続伸するなどリスク警戒感の後退が目立つ展開がドル円を支えた。中国が米国産穀物の輸入拡大を検討との報道や、中国共産党機関紙人民日報系列の環球時報編集長が、中国は貿易戦争の影響緩和に向けた措置を開始へとツイートしたことなどがドル買い円売りにつながった。
107円台半ばからがしっかりとしており、堅調な動きが続いている。
明日のECB理事会を控えるユーロドルは1.10台半ば近辺でもみ合いが続いた。ユーロ円は118円70銭近辺から119円10銭台まで。ドル円同様に米中通商協議進展を期待したリスク選好での円売りが支えに。
豪ドルは対ドルでもしっかり。対中輸出が大きく米中通商協議進展が豪州経済にもプラスとなる分、買いやすくなっている。
minkabu PRESS編集部 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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