アジア株 上海株は変わらず、米中進展期待の一方で国内景気減速懸念が重荷
アジア株 上海株は変わらず、米中進展期待の一方で国内景気減速懸念が重荷
東京時間14:09現在
香港ハンセン指数 27047.47(+363.79 +1.36%)
中国上海総合指数 3021.10(-0.10 0.00%)
台湾加権指数 10750.13(-3.45 -0.03%)
韓国総合株価指数 2044.12(+12.04 +0.59%)
豪ASX200指数 6620.10(+6.05 +0.09%)
インドSENSEX30種 37277.73(+132.28 +0.36%)
アジア株はまちまち、材料難で方向感に欠ける展開。
上海株は前営業日比変わらずで推移。米中進展期待の買いが続いている一方で、中国国内の景気減速懸念が高まっているもよう。また、2カ月ぶり高値圏にあることから利益確定の売りも出ている。
きのう発表された中国8月の生産者物価指数は前月比で-0.8%と前月から下げ幅を拡大した。米中貿易摩擦が影響している。
トランプ米政権が中国などからの「フェンタニル」の出荷を取り締まるための大統領令を検討しているとの一部報道もやや懸念材料。
韓国株は0.59%高、6週間ぶり高値をつけている。サムスン電子やLGディスプレイなどハイテク関連が高い。
韓国政府は11日、輸出規制問題を巡り日本をWTOに提訴する方針を決定した。韓国最高裁は政治的目的で貿易が悪用されることが繰り返されないようにするため、日本の措置をWTOに提訴すると説明した。
執筆者 : MINKABU PRESS
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