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【山岡の視点】ドル円しっかり、リスク選好の流れ継続

見通し 

ドル円しっかり、リスク選好の流れ継続

ユーロは木曜日のECBにらみ
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《9/10 火曜日》
ドル円  ユーロドル  ユーロ円
始値  107.24  1.1048  118.47
高値  107.59  1.1060  118.79
安値  107.18  1.1031  118.27
終値  107.54  1.1043  118.76
—+—+—+—+—+—+—+–+–
《9/10 火曜日の主要株式指数》
前日終値 前日比
日経  21392.10 +73.68
DOW   26909.43 +73.92
S&P    2979.39 +0.96
Nasdaq  8084.16 -3.28
FTSE   7267.95 +32.14
DAX   12268.71 +42.61
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《9/10 火曜日の商品市場》
NY原油先物10月限(WTI)(終値)
1バレル=57.40(-0.45 -0.78%)
NY金先物12 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1499.20(-11.90 -0.79%)
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《9/10 火曜日に発表された主な経済指標》

【日本】
マネーストックM2(8月)8:50
結果 2.4%
予想 2.4% 前回 2.4%(前年比)

【中国】
消費者物価指数(8月)10:30
結果 2.8%
予想 2.6% 前回 2.8%(前年比)

生産者物価指数(8月)10:30
結果 -0.8%
予想 -0.9% 前回 -0.3%(前年比)

【英国】
失業率(8月)17:30
結果 3.3%
予想 N/A 前回 3.2%

ILO失業率(7月)17:30
結果 3.8%
予想 3.9% 前回 3.9%(3カ月)

【南アフリカ】
製造業生産高(7月)20:00
結果 0.4%
予想 0.4% 前回 -1.5%(前月比)

【カナダ】
住宅着工件数(8月)21:15
結果 22.66万件
予想 21.25万件 前回 22.25万件(22.20万件から修正)

住宅建設許可(7月)21:30
結果 3.0%
予想 2.0% 前回 -3.1%(-3.7%から修正)(前月比)

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《9/10 火曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》

【米国】
*トランプ米大統領
来週、中国側と協議をする。

*ムニューシン米財務長官
トルコに対する経済制裁について検討中。

【英国】
*英下院、首相提案の総選挙実施の動議を再び否決。

*コービン英労働党党首
合意なき離脱は「トランプ合意」離脱だ。
英労働者は合意なき離脱のコストを払わされている。
保守党は国民投票結果を金持ちを助けるためにハイジャックしている。
総選挙に向かうまえに、合意なき離脱を阻止することが先決。
ジョンソン首相のブレグジットに関する発言を誰も信じることできない。

*カーニー英中銀総裁
世界経済の減速が続いている。
財政政策で対応する余地があろう。
米国が最も金融政策で対処できる余地を有している。
世界的な流動性のわなに近づきつつある。
ポンドのボラティリティーは新興国通貨レベルだ。
カーニー英中銀総裁、英国ではマイナス金利は政策手段として必要ない。

【中国】
*中国人民日報
米国が行動し誠意を示すことができるよう中国は望んでいる。
両国にとって、2国間貿易および経済の関係を安定化させることは重要なこと。
ナバロ米大統領補佐官による中国非難は事実ではなく、貿易協議に建設的ではない。

【ユーロ圏】
*ショルツ独財務相
新たな債務増やさず堅固な予算を提出。
ドイツにおいても貿易戦争が不透明感を広げている。
2020年の独予算は景気拡張的だ。
中国と米国は即座に貿易戦争を止めるべき。

*フォンデアライエン次期EU委員長
英国と極めて良好な貿易協定を結ぶこと重要。
将来の英国との良い関係を望む。
バルニエEU首席交渉官の留任を望む。
合意なき離脱に対する準備は済んだ。
合意なき離脱はEUにとっても英国にとっても利益にならず。
米国との報復的な貿易戦争は第三者の利益となるだけだ。

【日本】
関係筋
日銀政策委員らは世界成長の早期回復に悲観的、来週の会合では追加緩和の議論によりオープンに。
追加緩和の内容や時期について、来週の会合では最終段階まで結論がでてこないだろう。
追加緩和がある場合、マイナス金利の深堀が議論の俎上に上がるだろう、その他の選択肢も排除せず。
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《本日予定されている主な経済指標》

【韓国】
失業率(8月)8:00
予想 4.0% 前回 4.0%

【南アフリカ】
SACCI景況感指数(8月)18:30
予想 N/A 前回 92.0

【米国】
MBA住宅ローン申請指数(6日までの週)20:00
予想 N/A 前回 -3.1%(前週比)

生産者物価指数(8月)21:30
予想 0.0% 前回 0.2%(前月比)
予想 1.7% 前回 1.7%(前年比)
予想 0.2% 前回 -0.1%(食品エネルギー除くコア・前月比)
予想 2.2% 前回 2.1%(食品エネルギー除くコア・前年比)

卸売在庫・確報値(7月)23:00
予想 0.2% 前回 0.2%)(前月比)

【ブラジル】
小売売上高(7月)21:00
予想 1.9% 前回 -0.3%(前年比)

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<h3>【東京市場】ドル円しっかり、リスク警戒感の後退続く</h3>

ドル円は直近高値を超えて107円50銭近辺を付けるなど、ドル高円安の動きが強まった。米中協議再開への期待感からのリスク選好の動きが継続。朝方、トランプ大統領が「中国は協議を望んでいる、来週にも協議する」と発言したことなどもドル高円安に。
朝から日経平均がしっかりした動きを見せたことなどもドル高に寄与。ただ中国株やダウ平均先物時間外取引に調整の動きが入ったこともあり、午前中の高値トライが一服した後はもみ合いに終始した。

中国の生産者物価指数が弱めに出たことなども、中国株の軟調地合いに。米中協議再開からの中国株高の動きに対する調整の動きも。もっとも午後に入って中国株は下げ幅を縮めており、大きな動きにはなっていない。

<h3>【ロンドン市場】ドル円はしっかり</h3>

朝方は欧州通貨買いの動きも対ドルで前日高値を超えきれずと限定的に。
クロス円の買いも目立ったが、対ドルでの調整売りもあって頭を抑えあれた。
英国は今日から議会が閉会しており目立った動きなし。
ドル円は107円台前半でしっかり。
東京市場の高値近辺が重いが調整も限定的。

<h3>【NY市場】早朝にドル円高値越える</h3>

ドル円は堅調地合いを維持する中で、107円台でもみ合い。
107円20銭近辺まで調整の場面も
香港紙が中国が米農産品購入拡大で合意の見込みと報じたことで
再び107円台半ば近辺。その勢いのまま早朝に107.58近辺まで。

ユーロは木曜日のECBをにらんで限定的な動き。

<h2>【本日の見通し】明日のイベントにらみもみ合いに</h2>

ドル円、クロス円は基本的に堅調地合いを維持か。
米中関係改善期待が押し上げ材料となっている。
ドル円は107円台での推移が基本となりそう、
もう一段の上値トライも108円手前は売りのうわさも。
明日の米消費者物価指数、明後日の小売売上高などを前に
突っ込んだ買いもやりにくいところ。

ユーロは明日のECB待ち。中銀預金金利引き下げはほぼ確実視されており
注目は量的緩和(QE)再開。
月額500億ユーロの購入が期待されるところも、300億程度にとどまる
もしくは今回は再開を見送るなどの意見もあり、見方が分かれている。
10月末に任期満了を迎えるドラギ総裁は購入再開に前向きも
加盟各国からは慎重論が根強い。結果次第で大きな動きが期待されるところに。

<h2>【本日の戦略】押し目買い</h2>

突っ込んだ買いを避けたいところで
107円台の低いところでの買いに回る。
スウィングはもう少し下まで待ってみる手もありそう。
106.50割れはストップ水準

※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

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