ウェンディーズが大幅安 利益見通しを減益へ下方修正=米国株個別
ウェンディーズが大幅安。1株利益の見通しについて減益への下方修正を発表した。従来は3.5%から7%の増益を予想していたものの、これを3.5%から6.5%の減益に修正している。 そのほか、調整後EBITDAも目標としていた2.5%から4.5%増から、0%から2.5%減とした。
現在、300以上の店舗で展開している朝食メニューを2020年には全米で展開すると述べた。これに伴い一時的な先行投資費用として2000万ドルを計上するとしている。ファストフードチェーンによる朝食メニューの拡充は、競争激化の中で顧客獲得合戦に入った時に起こる傾向があり、マクドナルドも米国市場でドーナツスティックを投入するなど、朝食での顧客獲得に取り組んでいる。
朝食メニュー充実を支援のために同社は、約2万人の新たな従業員採用を計画しているという。
この発表を受けて投資判断を「中立」に引き上げるアナリストも出ている。
(NY時間10:33)
ウェンディーズ 19.59(-2.36 -10.75%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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