東京株式(寄り付き)=反落スタート、米株再び波乱含みで売り優勢
4日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比46円安の2万578円と反落。
前日の米国株市場ではNYダウが285ドル安と大幅安で一時400ドル以上下落する場面もあった。注目された8月のISM製造業景況感指数が3年ぶりに好不況の分かれ目とされる50を下回った。市場コンセンサスよりも低下が目立ち、米中貿易摩擦の影響が反映されたとの見方が市場心理を弱気に傾けている。東京市場でもこれを受けて、主力株をはじめ広範囲に売りが優勢となっている。中国関連株や米長期金利の急低下を背景に大手金融株などに逆風が強い。
寄り付き時点で業種別では33業種中、その他製品、精密機器、電力ガス、食料品の4業種が高い。値下がりで目立つのは紙パルプ、金属製品、石油など。
出所:minkabuPRESS 株式情報
執筆者 : MINKABU PRESS
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