ギャップが下落 オールドネイビーが不調＝米国株個別

　ギャップが下落。５－７月期決算を発表しており既存店売上高が予想以上に減少した。１株利益は予想を上回った。主力ブランドのオールドネイビーの既存店売上高が予想以上に減少している。通期の１株利益見通しは２．０５ドルから２．１５ドルに据え置いている。

　同社のペックＣＥＯは声明で「厳しい環境にあるが、我々のブランドと、事業分割による２つの独立した上場企業立ち上げ計画への信頼感の強さを確信している」と述べた。また、下半期に向けて業績改善するために在庫とコスト管理費用に重点を置き、顧客とのエンゲージメントを促進する強力なマーケティングに支えられた優れた製品を提供して行く」とも語った。

（５－７月・第２四半期）
・既存店売上高：4％減（予想：3％減）
　　オールドネイビー：5％減（予想：1％減）
　　ギャップ・グローバル：7％減（予想：7.3％減）
　　バナナリパブリック：3％減（予想：2％減）
・1株利益（調整後）：0.63ドル（予想:0.53ドル）
・売上高：40.1億ドル（予想：40.2億ドル）
・粗利益率：38.9％（予想：38.4％）
・営業利益率：7.0％（予想：7.25％）
・在庫：6％増

（通期見通し）
・1株利益（調整後）：2.05～2.15ドル（予想：2.06ドル）

（NY時間11:41）
ギャップ　17.20（-0.55　-3.10%）

minkabu PRESS編集部　野沢卓美