HPインクが下落 ワイズラーCEOが11月1日付で辞任=米国株個別
HPインクが下落。5-7月期決算を発表しており、売上高は予想範囲内だったものの1株利益は予想を上回った。8-10月期の利益見通しは予想を下回ったものの、通期見通しは上方修正している。
コスト削減策が奏功し始めており、サブスクリプション方式の拡大やハイエンドPCの販売などで収益性を高める経営戦略が浸透してきているものの、その先導役だったワイズラーCEOが家族の健康問題を理由に11月1日付で辞任することが発表された。後任にはプリンター事業の責任者ロレス氏が就任する。
(5-7月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.58ドル(予想:0.55ドル)
・売上高:146億ドル(予想:146.1億ドル)
・営業利益率(調整後):7.6%(前年同期:7.2%)
(8-10月・第4四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.55~0.59ドル(予想:0.58ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):2.18~2.22ドル(従来:2.14~2.21ドル)(予想:2.18ドル)
(NY時間10:54)
HP 18.07(-0.86 -4.54%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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