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【山岡和雅の視点】ドル円はもみ合い、パウエル講演待ち

見通し 

ドル円はもみ合い、パウエル講演待ち

韓国のGSOMIA破棄で瞬間円高も限定的
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《8/22 木曜日》
ドル円  ユーロドル ユーロ円
始値  106.62  1.1085  118.18
高値  106.65  1.1113  118.30
安値  106.25  1.1064  117.73
終値  106.44  1.1080  117.94
—+—+—+—+—+—+—+–+–
《8/22 木曜日の主要株式指数》
前日終値 前日比
日経  20628.01 +9.44
DOW   26252.24 +49.51
S&P    2922.95 -1.48
Nasdaq  7991.39 -28.82
FTSE   7128.18 -75.79
DAX   11747.04 -55.81
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《8/22 木曜日の商品市場》
NY原油先物10月限(WTI)(終値)
1バレル=55.35(-0.33 -0.59%)
NY金先物12 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1508.50(-7.20 -0.48%)
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《8/22 木曜日に発表された主な経済指標》

【日本】
全産業活動指数(6月)13:30
結果 -0.8%
予想 -0.8% 前回 0.3%(前月比)

【ユーロ圏】
ドイツ製造業PMI(購買担当者景気指数)(速報値)(8月)16:30
結果 43.6
予想 43.0 前回 43.2

ドイツ非製造業PMI(購買担当者景気指数)(速報値)(8月)16:30
結果 54.4
予想 54.0 前回 54.5

ユーロ圏製造業PMI(購買担当者景気指数)(速報値)(8月)17:00
結果 47.0
予想 46.2 前回 46.5

ユーロ圏非製造業PMI(購買担当者景気指数)(速報値)(8月)17:00
結果 53.4
予想 53.0 前回 53.2

消費者信頼感指数(速報値)(8月)23:00
結果 -7.1
予想 -7.0 前回 -6.6

【カナダ】
卸売売上高(6月)21:30
結果 0.6%
予想 -0.2% 前回 -1.9%(-1.8%から修正)(前月比)

【米国】
新規失業保険申請件数(08/11 – 08/17)21:30
結果 20.9万件
予想 21.6万件 前回 22.1万件(22.0万件から修正)(前週比)

景気先行指数(7月)23:00
結果 0.5%
予想 0.3% 前回 -0.1%(-0.3%から修正)(前月比)
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《8/22 木曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》

【中国】
*環球時報
米中通商協議、香港情勢と結びつけようとする米国の脅しについて、様々な場面で冷笑されている。
中国は米国との通商合意に至らないシナリオへの対応を進めている。

【韓国】
*韓国、日本との軍事情報協定を破棄へ

【ユーロ圏】
*マクロン仏大統領
アイルランド国境のバックストップは不可欠なもの。
英離脱で、30日以内に何か賢明な策見いだせると確信。

*ECB理事会議事要旨(8月22日開催)
経済の鈍化は従来の想定よりも長引く可能性。

*メルケル独首相
10月31日までにバックストップの解決策見つかるだろう。

*マッタレッラ伊大統領
政府は議会の信頼を得なければならない。
イタリアの政治危機は迅速に解決されるべき。
議会が支持した政府、または、選挙だけが唯一の解決策。
一部の政党に連立協議を要請。
協議のデッドラインは火曜日。

【英国】
*ジョンソン英首相
合意できると考えている。
10月31日までに離脱する、合意、合意なしにかかわらず。
昨日のベルリンでの話し合いには勇気づけられた。

【米国】
*ジョージ・カンザスシティー連銀総裁
今後の減速を示唆する見通しがない限り、緩和を提供する用意はない。
政策緩和はより多くのリスクを生み出す可能性あり得る。
2%前後の成長予想が維持されるかぎり、米経済は大丈夫だ。
(ブルームバーグとのインタビュー)

*カプラン・ダラス連銀総裁
今年は2%成長を見込む。
リスクは若干下振れ方向に傾いた。
7月の利下げを支持。
必要なら追加緩和にオープン。
経済にあった政策が必要。
個人消費が力強いうちは底堅い成長を見込む。
FOMCメンバーの不一致は健全。
貿易問題で企業は慎重になった。
する必要のない利下げには注意したい。
もし、弱さが続くようであれば調整にはオープン。
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《本日予定されている主な経済指標》

【NZ】
小売売上高(第2四半期)7:45
予想 0.3% 前回 0.7%(前期比)

【日本】
全国消費者物価指数(7月)8:30
予想 0.6% 前回 0.7%(前年比)
予想 0.6% 前回 0.6%(生鮮食品除くコア・前年比)

【シンガポール】
消費者物価指数(7月)14:00
予想 -0.1% 前回 -0.2%(前月比)
予想 0.5% 前回 0.6%(前年比)

【カナダ】
小売売上高(6月)21:30
予想 -0.3% 前回 -0.1%(前月比)
予想 0.0% 前回 -0.3%(自動車除く・前月比)

【米国】
新築住宅販売件数(7月)23:00
予想 64.9万件 前回 64.6万件

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【東京市場】主要通貨小幅も元安など優勢

主要通貨は小動きも、若干リスク警戒の動き。前日の海外市場での株高を受けて、朝方は日経平均がプラス圏で始まったが、後場マイナスに転じてスタートするなど、株が軟調。香港ハンセン指数の下げなどがリスク警戒を誘った。人民元も軟調で、ドル人民元は2008年3月以来11年ぶりのドル高元安の動き。NZドルが直近安値を割り込むなど、米中関係の警戒感がらみでの売りも目立った。
米中関係で新規材料は目立ってないが、9月からの対中関税第4弾を前に警戒感が出ている様子。
ユーロドルは1.1081近辺と、狭いレンジの中で安値圏。ユーロ円は118円台から117円90台に値を落としている。

【ロンドン市場】GSOMIA破棄報道で一時円高も限定的

ドル円は106円台前半での取引。
韓国のGSOMIA破棄報道を受けて一時ドル売り円買いの動きも
すぐに戻しており、影響は限定的に。

ユーロは振幅。
独・仏のPMIがかなり強めに出たことでいったん買いが広がる格好に。
ユーロドルが1.11台を回復するなどの動きが見られた。
しかし、買いが一巡すると売りに転じる格好に。
GSOMIAがらみでのドル円の下げがユーロ円の売りを誘い、ユーロ高が一服という流れに。

【NY市場】パウエル待ち

23日のパウエル議長講演待ちの流れ。
ドル円は106円台半ばでの推移。
PMIが2009年9月以来となる50(好悪判断の境)を割り込み
景気鈍化懸念が広がるものの
動きは限定的。
イベントを前に積極取引を手控える動きに。

【本日の見通し】パウエル待ち

ジャクソンホール会議でのパウエル議長講演が23時に控えている。
今回のシンポジウム自体のテーマ「金融政策の役割」に対する
基調講演となることもあり、
この後の金融政策動向についての話なども出てくる可能性が高い。
内容次第で上下ともに動きがありうる。

それまでは様子見ムード。
ドル円は106円台での推移が続きそう。
議長の性格的にも積極的な緩和姿勢を示す可能性はそれほど高くなく
今後の動向次第という姿勢を示しそう。
その場合、いったんはドル買いか。107円手前の売りを崩せるかがポイントに。

【本日の戦略】イベント待ち

パウエル講演までは無理をしない。

講演内容に素直に乗りたい。
この後年末ぐらいまでにかけての大きな流れにつながる可能性まである。

※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

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