スプラングが下落 シグナルFXを10.5億ドル規模で買収 決算好調も評価は低い=米国株個別
ウェブデータ解析のスプラングが商いを伴って下落。5-7月期決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回る好決算を発表した。通期の売上高見通しも予想を若干上回っている。
同時にクラウドのモニタリングを手掛けるシグナルFXを10.5億ドル規模で買収したことを発表。現金と株式交換による買収で60%は現金、残りの40%はスプランフの普通株で支払われる。2020年下期の買収完了を目指している。
ただ、アナリストの評価は低調。買収については過剰評価との指摘がある半面、決算についても予想は上回ったものの、投資家に混乱を与えるとの指摘も聞かれた。ただ、投資判断に関しては強気を維持している。
(5-7月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.30ドル(予想:0.12ドル)
・売上高:5.16億ドル(予想:4.88億ドル)
(通期見通し)
・売上高:23億ドル(予想:22.6億ドル)
(NY時間11:33)
スプランク 115.91(-12.55 -9.77%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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