【海外市場の注目ポイント】独・ユーロ圏PMI速報値など
日本時間午後4時半に8月の独購買担当者景気指数(PMI)速報値、同午後5時に8月のユーロ圏PMI速報値が発表される。8月の独PMI速報値は、製造業の大方の予想が43.0、サービス業が54.0なっており、製造業、サービス業とも、それぞれ前月の43.2、54.5から低下すると見込まれ、8月のユーロ圏PMI速報値は、製造業の大方の予想が46.2、サービス業の大方の予想が53.0となっており、製造業、サービス業とも、それぞれ前月の46.5、53.2から低下するとみられている。ドイツ連銀からドイツのリセッション(景気後退)入りの可能性が指摘されるなか、8月の独PMI速報値や8月のユーロ圏PMI速報値が予想を下回る結果になれば、欧州の景気先行き不安が強まり、ユーロが売られる可能性がある。
また、日本時間午後8時半には7月の欧州中央銀行(ECB)理事会の議事録、同午後11時には8月のユーロ圏消費者信頼感指数速報値や7月の米景気先行指数も発表される。8月のユーロ圏消費者信頼感指数速報値は、大方の予想がマイナス7.0となっており、前月のマイナス6.6から低下すると見込まれ、7月の米景気先行指数は、大方の予想が前月比0.3%上昇となっており、前月比では3カ月ぶりに上昇するとみられている。
minkabu PRESS編集部
執筆者 : MINKABU PRESS
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