ミリアド・ジェネティクスが決算冴えず大幅安 スクリーニング・テストの診療報酬下落が圧迫=米国株個別
医療の分子診断製品の開発製造を手掛けるミリアド・ジェネティクスが41%の大幅安。4-6月期決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を下回ったほか、通期見通しについても予想を下回る冴えない決算となった。
夫婦間などで遺伝性疾患の原因遺伝子の保有の有無などを事前に調べるスクリーニング・テストを拡大したものの、その診療報酬が下落したことが影響したとしている。
ただ、同社のキャップワンCEOは声明で「今年度中に売上高と利益に変化をもたらす可能性については非常に楽観的に見ている」と述べた。
(4-6月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.41ドル(予想:0.48ドル)
・売上高:2.15億ドル(予想:2.22億ドル)
(7-9月・第3四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.30~0.32ドル(予想:0.43ドル)
・売上高:2~2.02億ドル(予想:2.17億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):1.80~1.90ドル(予想:1.95ドル)
・売上高:8.65~8.75億ドル(予想:9.21億ドル)
(NY時間11:34)
ミリアド・ジェネティクス 26.03(-18.52 -41.57%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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