メーシーズが決算冴えず大幅安 ファッションミスや夏物用の売り行きの鈍さが影響=米国株個別
百貨店のメーシーズが大幅安。5-7月期決算を発表しており、所有・ライセンスベースの既存店売上高は0.3%増と予想通りだったものの、1株利益が予想を大きく下回ったことが嫌気されている。通期の1株利益見通しも従来から大幅に下方修正した。今回の見通しは中国製品への追加関税の影響を考慮していない。
ジェネットCEOは声明で「主要な女性用スポーツウェアのプライベートブランドのファッションミスや、夏物用の売り行きが鈍いこと、そして、海外からの観光客の減少が加速したことなどで、在庫レベルの水準が上がった」と述べた。
(5-7月・第2四半期)
・既存店売上高(所有・ライセンス):0.3%増(予想:0.3%増)
・1株利益(調整後):0.28ドル(予想:0.45ドル)
・在庫:50.3億ドル
(通期見通し)
・既存店売上高(所有・ライセンス):0~1%増(従来:0~1%増)
・1株利益(調整後):2.85~3.05ドル(従来:3.05~3.25ドル)(予想:3.02ドル)
・増収率:約0%(従来:約0%)
(NY時間10:06)
メーシーズ 16.09(-3.28 -16.92%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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