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【ロンドン市場】リスク回避の動き再燃、英米で長短金利差が逆転

見通し 

14日のロンドン市場は、リスク回避の動きが再燃している。欧州株や米株先物が下落しており、各国の長期債利回りが低下。この日は英国債に続いて米国債でも長短金利差の逆転現象が発生している。前日のNY市場では、米国が中国の一部品目に対する関税発動を延期すると発表したことで株高と円安の動きが広がったが、今日のロンドン市場では値動きが反転している。ドル円は106円台前半で軟調な動き。クロス円では中国指標の弱さもあって豪ドル円が71円台後半へと反落している。ユーロとポンドは対照的な動き。この日発表されたドイツGDP速報値は予想通りマイナス0.1%成長と冴えなかった。ユーロ圏鉱工業生産も予想を下回った。一方で、英消費者物価指数は前年比+2.1%と予想外に中銀目標を上回っており、ポンド買い・ユーロ売りの圧力がみられた。ただ、リスク回避圧力でポンド円の上値は限られている。

ドル円は106円台前半での取引。序盤は106.40付近での揉み合いが続いたが、欧州株や米株先物が下げ幅を拡大し、米10年債利回りが1.61%へと低下するなかで、106.11レベルまで本日安値を広げた。リクス回避の動きの再燃で、英国に続いて米国でも2-10年債利回りの逆転現象が発生している。米国では2007年以来となる。市場に先行き不透明感が広がっている。

ユーロドルは1.11台後半での取引。前日のNY市場で1.12台前半から1.11台後半へと下落した流れを受けて、ロンドン朝方には安値を1.1165レベルまで広げた。その後は買い戻しが入るも1.1189レベルまでにとどまっており、1.12台は引き続き重い。ユーロ円は軟調。欧州株や米株先物が反落するなかで119円近辺から118.55レベルまで下落している。前日NY市場での上昇の半分程度を消している。対ポンドでの売りも目立った。この日発表された第2四半期のドイツGDP速報値は事前予想通り-0.1%と冴えない結果だった。アトマイヤー独経済相 GDPの結果は目覚まし音、警告だ、と発言。ユーロ圏鉱工業生産も予想を下回るなど弱い経済統計が相次いだ。

ポンドドルは1.20台後半での取引。序盤の1.2060近辺での揉み合いを上放れると高値を一時1.2101レベルまで伸ばした。7月の英消費者物価指数は前年比+2.1%と予想外の中銀目標超え水準に上昇した。対ユーロでのポンド買いが優勢となり、ユーロポンドは0.9270台から0.9240近辺まで下落している。ポンド円は序盤に128.60台まで買われたあとは売りに押されており、足元では128.20台へと反落している。ただ、上に往って来いの値動きでユーロ円やドル円ほどは円高が進行していない。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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