【東京市場】人民元にらみの動き続く
ドル円は午前中の人民銀行対ドル基準値が実勢レートや事前見通しよりも元高に振れたことを受けて、安心感がやや広がり、106円ちょうど近辺から106円30銭近辺に上昇する場面が見られた。その後は少し値を戻してもみ合い。106円10銭台から20銭台にかけての動きが続いた。
その他通貨もレンジ取引。昨日予想外の050%利下げを実施したNZは、NZ10年債金利が史上最低水準を更新するなどの動きも、NZドル売りの動きは限定的。
ユーロは朝方1.12割れも大台を戻し、その後は1.1210前後でのもみ合いに終始。
全般に米中関係に注目した流れ。人民元の対ドル基準値設定で懸念が一息も安心感が広がるまではいかず、もみ合いという流れか。
minkabu PRESS編集部 山岡和雅