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【ロンドン市場】ユーロが軟調、独債券利回り低下で、ドル円106円台前半

見通し 

7日のロンドン市場は、ユーロが軟調に推移している。ユーロドルは1.12台割れから1.1180近辺へ、ユーロ円は119円台前半から118.80近辺へと下押しされた。独債券利回りが低下しており、ユーロ相場を圧迫している。独10年債利回りは過去最低水準を更新。この日発表された独鉱工業生産の結果が弱く、来週の独GDPのマイナス成長見通しが意識された。また、独5年債入札では前回より一段と平均利回りが低下、応札倍率も不調だった。ポンドには目立った材料はなかったが、ユーロとともに軟調な足取り。一方、オセアニア通貨は反発している。欧州株や時間外取引の米株先物が買われており、リスク警戒感の後退で東京市場での下落に買い戻しが入った格好。ドル円は106.20台での揉み合いが続ており、様子見ムード。この日は、NZ中銀の予想外の大幅利下げ、続いてインド中銀の予想以上の利下げ、タイ中銀の予想外の利下げなど各国中銀に利下げの動きが伝染している。

ドル円は106円台前半での取引。東京市場で振幅したあと、ロンドン市場では106.20台での揉み合いが続いている。米10年債利回りは1.64%台へと低下しているが、欧州株や時間外取引の米株先物は堅調に推移しており、動きにくい状況となっている。

ユーロドルは1.11台後半での取引。1.12台を割り込み、1.1180近辺へとじり安の動きを続けた。ユーロ円は東京市場で下落したあと119.10近辺まで反発したが、その後はロンドン市場で118.80近辺へと再び下げている。対ポンドでは、ユーロ売り先行も足元では下げ渋っている。ロンドン早朝に発表された6月独鉱工業生産が前年比-5.2%と大幅場落ち込みとなり、市場では来週14日発表の独GDP速報値のマイナス成長が想起された。独10年債利回りは過去最低水準を更新。この日実施された独5年債入札でも平均利回りが低下、応札額は目標を下回り、応札倍率低下など不調に終わった。

ポンドドルは1.21台前半での取引。序盤に1.2190近辺まで買われたが、その後はユーロドルとともに軟調な動き。一時1.2130近辺まで下押しされている。ポンド円はロンドン序盤に129.50近辺まで買われたが、その後は売りが継続し、129円台割れへと軟化している。ユーロポンドは売り先行で0.92台割れとなったあとは、0.9210台へと買い戻されている。ポンド関連の目立った材料は見当たらなかった。ユーロ相場をにらみながらの取引となっている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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