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不安定な動き、米中関係に注視

見通し 

不安定な動き、米中関係に注視

人民元の対ドル基準値設定が予想よりも元高で7を割り込み、警戒感後退

豪中銀は見通し通りの据え置き
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《8/6 火曜日》
ドル円  ユーロドル ユーロ円
始値  105.95  1.1203  118.70
高値  107.09  1.1250  119.88
安値  105.52  1.1168  118.38
終値  106.47  1.1199  119.24
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《8/6 火曜日の主要株式指数》
前日終値 前日比
日経  20585.31 -134.98
DOW   26029.52 +311.78
S&P    2881.77 +37.03
Nasdaq  7833.27 +107.23
FTSE   7171.69 -52.16
DAX   11567.96 -90.55
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《8/6 火曜日の商品市場》
NY原油先物9月限(WTI)(終値)
1バレル=53.63(-1.06 -1.94%)
NY金先物12 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1484.20(+7.70 +0.52%)
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《8/6 火曜日に発表された主な経済指標》

【NZ】
失業率(第2四半期)7:45
結果 3.9%
予想 4.3% 前回 4.2%

【豪州】
結果 80.36億豪ドル
予想 60.00億豪ドル 前回 61.73億豪ドル(57.45億豪ドルから修正)

豪中銀政策金利 13:30
結果 1.00%
予想 1.00% 現行 1.00%

【日本】
景気動向指数(速報値)(6月)14:00
結果 100.4
予想 100.4 前回 103.4(景気一致指数)
結果 93.3
予想 93.5 前回 94.9(景気先行指数)

【ユーロ圏】
ドイツ製造業新規受注(6月)15:00
結果 2.5%
予想 0.5% 前回 -2.2%(前月比)
結果 -3.6%
予想 -5.2% 前回 -8.6%(前年比)

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《8/6 火曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》

【米国】
*米財務省
中国を為替操作国に指定。

*ムニューシン財務長官
中国が為替操作国だとの判断を下した。
競争上の不公平な優位を除去するために、IMFと協力して対応する。

*ナバロ米大統領補佐官
操作国認定に続く最初のステップは、IMFと米国が協力すること。
中国の介入を相殺する目的で米国が対抗できる手段が存在する。

*イエレン、バーナンキ、グリーンスパン、ボルカー元議長
FRBの独立性を守るように訴えた。
政治的な圧力で解任・降格される危険から自由な立場で
米経済の利益を最優先に独立して行動することが認められるべき。

*トランプ米大統領
米国内にあるベネズエラ政府資産の凍結を盛り込む大統領令を発令した。
マドゥロ政権に対する圧力の一環。
マドゥロ政権に支援を行った人物に対しても資産を凍結し、米入国を原則禁止する。

*デーリー・サンフランシスコ連銀総裁
景気鈍化の強い証拠なければ、積極的な利下げは保証されない。
先週の利下げは世界経済成長への逆風で正当化されよう。
貿易問題の不透明感は増幅しており、企業投資を縮小させる可能性。
米国経済がリセッションに陥るとはみていない。
貿易からの逆風、他の中銀による利下げの動きが続けば米金融当局の利下げも正当化されうる。

*サマーズ元米財務長官
中国を為替操作国に認定したことはリスクを一層増大させる。
中国を為替操作国とすることは正当化できず。
米国が中国の意図に反して人民元買いを行うこと想定できず。

*トランプ米大統領
米中貿易戦争において米国は極めて強い立場にある。
巨額の資金が米国に流入、素晴らしいことだ。
安全性、投資や金利がその背景。
多くの企業が米国内に戻ってきている。

*ブラード・セントルイス連銀総裁
FOMCは貿易戦争の応酬に反応すべきではない。
(AFPが報じる)

*クドロー米NEC委員長
米政府は引き続き9月に中国との貿易協議を米国で行う計画。
トランプ米大統領は中国との交渉継続で、正しく合意すること望んでいる。
米国は中国人民元の下落を容認できず。
中国との協議が上手くいけば、新たな関税賦課を変更する可能性ある。

【豪州】
*豪中銀理事会
2019年にかけての経済成長の中心見通しは2.5%
2020年は同2.75%
2020年の物価見通しは2%をわずかに下回る
今後の追加緩和観測は説明できるもの、必要ならばもう一段の利下げに。

【中国】
*中国人民銀
米国による為替操作国認定に反対する。
元相場を安定かつ適切な水準に維持する。
競争的な通貨切り下げを行っていない。

【英国】
*ラーブ英外務相
ブレグジットは英国とカナダがより緊密になる新たな機会与えよう。

【ユーロ圏】
*EU報道官
今後数週間に英国とブレグジットについて協議すること引き続き可能。
英国がブレグジットにおける立場をより明確化すること望めば、話し合いに応じる。
EUは合意なき離脱に対する準備行っている。
合意なき離脱は我々が望む選択肢ではない。

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《本日予定されている主な経済指標》

【NZ】
NZ中銀政策金利 11:00
予想 1.25% 現行 1.50%

【ユーロ圏】
ドイツ鉱工業生産(6月)15:00
予想 -0.5% 前回 0.3%(前月比)
予想 -3.1% 前回 -3.7%(前年比)

【インド】
インド中銀政策金利 15:15
予想 5.50% 現行 5.75%

【英国】
HBOS住宅価格(7月)16:30
予想 0.3% 前回 -0.3%(前月比)

【南アフリカ】
SACCI景況感指数(7月)18:30
予想 93.0 前回 93.3

【米国】
MBA住宅ローン申請指数(2日までの週)20:00
予想 N/A 前回 -1.4%(前週比)

【ブラジル】
小売売上高(6月)21:00
予想 0.6% 前回 1.0%(前年比)

【カナダ】
Ivey購買担当者景況感指数(7月)23:00
予想 N/A 前回 52.4

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【東京市場】大きく振幅、不安定な動き

朝方はNY市場夕方に出された米国が中国に対して為替操作国認定との報道の影響でドル売りが強まった。ドル円は105円50銭台まで大きく値を崩す展開。ユーロドルが1.12ちょうど近辺から1.1250近辺までドル売りの動きなども。
昨日960ドル安まで値を崩し、終値でも700ドルを超える下げとなった米ダウ平均が時間外でさらに500ドルを超える下げとなるなど、株安の動きが強まり、クロス円も軒並みの下げに。
しかし10時10分台の中国人民銀行による対ドル基準値設定が7.00を下回る水準で決まり、一気に雰囲気が変化。ドルの買い戻し、株の買い戻しが強まる展開に。株に関しては午後一まで売りの流れが継続も、午後に入ってドル高が進行。さらに米株先時間外の買い戻しが広がり、ダウ平均先物が大きくプラス圏に値を戻す中で、ドル円は107円台まで回復する動きに。
1.67%台まで下げていた米10年債利回りが1.76%台まで上昇するなど長期債利回りの回復もドル高円安に寄与した。

13時半の豪中銀政策金利発表は大方の予想通り据え置き。ごく一部で3会合連続利下げ期待が見られたこともあり、若干の豪ドル買いも、動きは限定的に。声明で追加緩和の可能性を強調しており、豪ドル買いに慎重姿勢も。

【ロンドン市場】円高円安一服

東京午前の人民元の中心レート設定以降に強まったドル買い円売りの流れから
円高圧力が落ち着いた。
東京市場で107円台を付けた後は上方向の動きも一服で
106円台前半での推移。

ユーロは頭の重い展開、ポンドはしっかりで、ユーロ売りポンド買いに。

【NY市場】ドル円の頭が重い

ドル円の頭が重い展開に。
106円台前半を中心とした推移が続いた。
東京市場で105円台から107円台まで上昇した後は
上下ともに動きにくい。
9月のFOMCでの利下げ期待が高まり、0.5%の利下げもあるのではとの思惑が広がる中で
ドルの戻りが鈍い。

<h2>【本日の見通し】ドル円は頭の重い展開に</h2>

パニック的な円買いは収まったものの
振幅を経て頭の重い展開が続いている。
ドル円は106円台を中心にした推移が見込まれるが
流れ次第では105円台トライもありそう。
人民元相場などへの注目も継続。
対ドル基準値設定などが注目されそう。

NZ中銀金融政策理事会は2回号ぶりの利下げが濃厚。
利下げ自体への反応はすでに織り込み済み。
声明で今後の追加利下げが見込まれるともう一段のNZ売りも。

<h2>【本日の戦略】戻り売り</h2>

頭の重さが継続
人民元動向などを見ながら下を意識する展開となりそう。
106円台での上値を見極めて売りに回りたい。

※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

 

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