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【ロンドン市場】ドル売り先行も次第に様子見に、米雇用統計とトランプ待ち

見通し 

2日のロンドン市場は、ドル売りが先行した。ドル円は106.79レベルに安値を更新。ユーロドルは1.11台乗せから1.1115レベルまで上昇した。欧州株が大幅安となっており、時間外取引の米株先物も引き続き軟調。昨日のNY午後にトランプ米大統領が対中国追加関税第4弾の発動を表明したことがリスク警戒感を高めた。加えて、きょうのNY午後にはトランプ米大統領がEUとの貿易に関して発表するとしている。リスク回避圧力を受けて、米10年債利回りは一時1.83%台まで低下。独10年債利回りはマイナス0.504%と過去最低水準となった。独30年債は初のマイナス利回りとなった。クロス円は全般に上値が重い。ユーロ円は118円台半ば、ポンド円は129円台前半での取引。豪ドル円は72.50近辺へと下押しされた。ユーロ圏経済指標はまちまち。小売売上高が予想外に伸びたが、生産者物価指数は伸びが低下した。

ドル円は106円台後半での取引。前日のトランプ発言を受けたドル安・円高水準での取引が続いている。107円台を回復する場面では売りが優勢となり、安値を106.79レベルまで広げた。6月25日安値106.78レベルとほぼ並んだ。欧州株が大幅下落したほか、米株先物も続落。米10年債利回りが一時1.83%台に低下。全般にリスク回避圧力がドル円の上値を抑えている。

ユーロドルは1.11近辺での取引。東京市場では1.11台手前までの上昇にとどまったが、ロンドン序盤には1.11台乗せから一時1.1115レベルまで高値を広げた。ストップ注文が誘発されたもよう。その後は、欧州株安とともに独債利回りが低下したことで、上昇一服となっている。独10年債利回りはマイナス0.504%と過去最低水準となった。独30年債は初のマイナス利回りとなった。ユーロ圏経済指標はまちまち。小売売上高が予想外に伸びたが、生産者物価指数は伸びが低下した。ユーロ円は前日からの下落を受けた安値水準で揉み合っている。東京午後に安値を118.44レベルまで広げた後の戻りは、118.80台までにとどまった。

ポンドドルは1.21近辺での取引。ロンドン序盤はドル売り優勢で1.2130台まで買われたが、その後は上値を抑えられて1.21ちょうど近辺に押し戻されている。ポンド円は129円台半ばでの揉み合いからやや下抜けており、安値を129.32レベルに広げている。ユーロポンドは0.9150近辺から0.9170近辺へと上昇。ポンド売りが優勢だった。カーニー英中銀総裁は英BBCとのインタビューで、合意なき離脱はインフレ高める、と指摘した。ポンド安が経済調整の助けとなるが、物価は上昇する、英中銀がインフレを受け入れることができる許容範囲は狭い、などとした。ただ、ポンド相場に特段の反応はみられなかった。7月英建設業PMIは事前予想を上回ったが、3か月連続の50割れとさえない結果だった。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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