FOMC後のドル高強まる=東京為替概況
FOMC明けの東京市場。午前中にドル高の動きが広がった。
ドル円はFOMC直後に付けた109円ちょうど近辺の高値を上抜けし、109円32銭近辺まで上昇。高値を付けた後の戻りは鈍く109円台での推移が続いた。
他の主要通貨に対するドル高も見られ、ユーロドルは1.1034までと、直近安値を更新。ユーロドルはFOMC直後のユーロ売りドル買いで、今年4月、5月と二度下値進行を止めた1.11ちょうど手前の買いを崩し、1.10台に下落。その後の戻りで1.1080が重くなる中、もう一段のユーロ売りドル買いが出て1.1030台まで。
ポンドドルはFOMC後のポンド売りドル買いで1.2150割れも、合意なき離脱懸念が広がったことで値を落とした7月30日の1.2118には届かずもみ合っていたが、東京午前のポンド売りドル買いで1.2101までと直近安値を更新している。
対ドルでの動きが主導しているため、クロス円はドル円の上昇の割には値幅が小さいものの、ユーロ円が120円台半ば前後から120円71銭を付けるなど堅調。
minkabu PRESS編集部 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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