【海外市場の注目ポイント】英中銀スーパーサーズデーなど
きょうは、日本時間午後8時に英中銀の金融政策委員会(MPC)の結果や議事録に加え、四半期インフレ報告も発表され、さらに同午後8時半にはカーニー総裁の会見も行われるスーパーサーズデーとなっている。市場では政策金利は現行の0.75%に据え置かれ、資産買い入れ枠も現行の4350億ポンドに据え置かれることが確実視されており、議事録や四半期インフレ報告、カーニー総裁の会見が焦点となっている。欧州連合(EU)離脱強硬派のボリス・ジョンソン氏が英首相に就任し、合意なきEU離脱が現実味を帯びてきているなか、四半期インフレ報告で成長見通しが下方修正されたり、議事録や総裁会見で合意なきEU離脱による英経済の下振れリスクが強調されたりすれば、ポンドが売られる可能性がある。
また、日本時間午後11時には7月の米ISM製造業景況指数や6月の米建設支出の発表も予定されている。7月の米ISM製造業景況指数は、大方の予想が52.0となっており、前月の51.7を上回り、4カ月ぶりに上昇すると見込まれ、6月の米建設支出は、大方の予想が前月比0.3%増となっており、前月比では2カ月ぶりに増加するとみられている。
minkabu PRESS編集部

執筆者 : MINKABU PRESS
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