【東京市場】主要通貨様子見、豪ドルはCPI後に上昇
ドル円は朝から15銭レンジ、ユーロドルは11ポイントレンジなど、小動きの展開が続いている。
FOMCを今晩に控え、様子見ムードが広がっている。
動きが見られたのがオセアニア通貨。朝から軟調地合いが目立った豪ドルは、10時の中国製造業PMIが予想を上回ったものの、好悪判断の境目である50を割り込んだことで売りが強まる展開に。しかし、10時半に発表された豪第2四半期消費者物価指数で、総合や刈込平均が予想を上回り、基調インフレ率も予想に反して横ばいとなったことで、利下げ期待が後退し、一転して買い戻しに。
NZドルは中国製造業PMIと同時に出たANZ企業景況感が悪化したことなども嫌気されて売りが出る流れに。対ドルで0.66を割り込み0.6580台まで。
minkabu PRESS編集部 山岡和雅