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ポンド売り続く、合意なき離脱に備える動き

見通し 

ポンド売り続く、合意なき離脱に備える動き

ドル円は振幅もFOMCまち、
日銀は現状維持
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《7/30 火曜日》
ドル円  ユーロドル ユーロ円
始値  108.78  1.1145  121.21
高値  108.95  1.1161  121.38
安値  108.45  1.1132  120.88
終値  108.61  1.1155  121.15
—+—+—+—+—+—+—+–+–
《7/30 火曜日の主要株式指数》
前日終値 前日比
日経  21709.31 +92.51
DOW   27198.02 -23.33
S&P    3013.18 -7.79
Nasdaq  8273.61 -19.71
FTSE   7646.77 -39.84
DAX   12147.24 -270.23
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《7/30 火曜日の商品市場》
NY原油先物9月限(WTI)(終値)
1バレル=58.05(+1.18 +2.07%)
NY金先物12 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1441.80(+8.50 +0.59%)
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《7/30 火曜日に発表された主な経済指標》

【日本】
失業率(6月)8:30
結果 2.3%
予想 2.4% 前回 2.4%

有効求人倍率(6月)8:30
結果 1.61
予想 1.62 前回 1.62

鉱工業生産・速報値(6月)8:50
結果 -3.6%
予想 -1.7% 前回 2.0%(前月比)
結果 -4.1%
予想 -2.0% 前回 -2.1%(前年比)

日銀政策金利 11:55
結果 -0.1%
予想 -0.1% 現行 -0.1%

【ユーロ圏】
実質GDP(速報値)(2019年第2四半期)14:30
結果 0.2%
予想 0.3% 前回 0.3%(前期比)
結果 1.3%
予想 1.4% 前回 1.2%(前年比)

GfK消費者信頼感調査(8月)15:00
結果 9.7
予想 9.7 前回 9.8(Gfk消費者信頼感)

ユーロ圏消費者信頼感・確報値(7月)18:00
結果 -6.6
予想 -6.6 前回 -6.6

ユーロ圏業況判断指数(7月)18:00
結果 -0.12
予想 0.08 前回 0.17

ドイツ消費者物価指数(速報)(7月)21:00
結果 0.5%
予想 0.3% 前回 0.3%(前月比)
結果 1.7%
予想 1.5% 前回 1.6%(前年比)

ドイツ調和消費者物価指数(速報)(7月)21:00
結果 0.4%
予想 0.3% 前回 0.3%(前月比)
結果 1.1%
予想 1.2% 前回 1.5%(前年比)

【スイス】
KOF先行指数(7月)16:00
結果 97.1
予想 93.7 前回 93.8(93.6から修正)(KOFスイス先行指数)

【米国】
個人所得・支出(6月)21:30
結果 0.4%
予想 0.4% 前回 0.4%(0.5%から修正)(個人所得・前月比)
結果 0.3%
予想 0.3% 前回 0.5%(0.4%から修正)(個人支出・前月比)

PCEデフレータ(6月)21:30
結果 1.4%
予想 1.5% 前回 1.4%(1.5%から修正)(PCEデフレータ・前年比)
結果 0.2%
予想 0.2% 前回 0.2%(PCEコアデフレータ・前月比)
結果 1.6%
予想 1.7% 前回 1.5%(1.6%から修正)(PCEコアデフレータ・前年比)

S&Pケースシラー住宅価格(20都市)(5月)22:00
結果 2.39%
予想 2.40% 前回 2.53%(2.54%から修正)(前年比)

コンファレンスボード消費者信頼感指数(7月)23:00
結果 135.7
予想 125.0 前回 124.3(121.5から修正)

中古住宅販売成約指数(6月)23:00
結果 2.8%
予想 0.5% 前回 1.1%(前月比)
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《7/30 火曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》

【日本】
*日銀金融政策決定会合
日銀金融政策決定会合 フォワードガイダンスを維持
2019年コアCPI見通し消費税込み 1.0%(前回1.1%)
長短金利操作 賛成7 反対2 反対は原田委員、片岡委員
資産買い入れ 全員一致
今後とも重視すべきリスクの点検を行うとともに、経済・物価・金融情勢を踏まえ、
物価安定目標に向けたモメンタムを維持するために必要な調整を行う
モメンタムが損なわれる惧れが高まる場合には躊躇なく追加的な金融緩和措置を講じる。
日本経済の先行きを展望すると、海外経済の減速の影響を受けるものの、
2021年度までの見通し期間を通じて景気の拡大基調が続く
輸出は当面弱めの動きも、海外経済が総じて緩やかに成長していく下で基調としては緩やかに増加
国内需要も消費増税の影響受けつつきわめて緩和的な金融環境や政府支出による下支えを背景に増加基調
消費者物価の前年比はプラスで推移も、景気拡大や労働需給の引き締まりに比べる弱めの動き続く。
中長期的な予想物価上昇率は横ばい圏内で推移
従来の見通しと比べると成長率、物価ともにおおむね不変
経済見通しについては海外経済動向を中心に下振れリスクの方が大きい
物価の見通しについては経済の下振れリスクに加えて、
中長期的な予想物価上昇率同行の不確実性などから下振れリスクの方が大きい。
2%の物価安定目標に向けたモメンタムは維持も、力強さにかけ,引き続き注意深く点検。

2019年経済成長見通し +0.7%(前回+0.8%)
経済物価情勢の展望 7月()内は前回4月分
2019年度
GDP +0.6%~+0.9% 中央値+0.7% (+0.7%-+0.9% 中央値+0.8%)
CPIコア消費税含む +0.8%-+1.1% 中央値+1.0% (+0.9%-+1.2% 中央値+1.1%)
2020年度
GDP +0.8%~+1.0% 中央値+0.9% (+0.8%-+1.1% 中央値+0.9%)
CPIコア消費税含む +1.1%-+1.4% 中央値+1.3% (+1.2%-+1.5% 中央値+1.4%)
2019年度
GDP +0.9%~+1.2% 中央値+1.1% (+0.9%-+1.2% 中央値+1.2%)
CPIコア消費税含む +1.3%-+1.7% 中央値+1.6% (+1.4%-+1.7% 中央値+1.6%)

*黒田日銀総裁 
家計、企業の前向きの循環が働いている。
物価目標実現までには時間がかかる。
モメンタム毀損の恐れなら躊躇なく追加緩和措置講じる。
金融政策運営方針を一段と明確化。
必要なら躊躇なく政策対応行う。
先行きもモメンタムは維持されるとみている。
他国の政策変更で世界経済に影響及ぼす可能性に留意必要。
物価が下振れるリスクにこれまで以上に留意が必要。
特に保護主義的な動きを巡る不確実性が高まっている。
海外経済の下振れリスクは大きい。
「ちゅうちょなく追加緩和」と明確化。
モメンタムとして需給ギャップのプラス継続が非常に重要。
モメンタムとして企業、家計の予想インフレも重要。
足元で需給ギャップのプラスの状況が続いている。
予想インフレ率も横ばいで安定している。
足元でモメンタム失われる恐れ高まっているとは言えない。
消費増税、非常に大きな影響はない。

【メキシコ】
*ロペスオブラドール大統領
メキシコの製先金利、減速しつつあるメキシコ景気にとって高すぎる。
中央銀行の独立性は尊重する。
メキシコ中銀はインフレを注視しており、それ自体は悪いことではないが、景気に弾みをつけるには利下げが必要。

【中国】
*中国共産党中央政治局 
2019年上半期の経済運営は引き続き適切な範囲に収まっている。
経済は下方圧力の増大に直面。
国内の需要を拡大する施策をとる。
製造業セクターの投資を安定させる。
財政政策をより一層効果的に行う。
経済の短期的刺激を与えるための住宅政策は採用しない。

【米国】
*トランプ米大統領
現時点で中国が米国産農産物の購入拡大したサインはない。
中国は(約束したことを)成し遂げていない。
中国がトランプ大統領の再選を待つ姿勢であれば、再選後は中国にとって一段と厳しい交渉となろう。

*トランプ米大統領
FEDには失望している。
大幅利下げを望む。
FEDの行動はあまりにも厳しくかけ離れており、私を不利にしている。
米中貿易協議は良好に進んでいる。
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《本日予定されている主な経済指標》

【韓国】
鉱工業生産(6月)8:00
予想 0.3% 前回 -1.7%(前月比)

【英国】
GFK消費者信頼感(7月)8:01
予想 -13 前回 -13

ネーションワイド住宅価格(7月)15:00
予想 0.2% 前回 0.1%(前月比)
予想 0.1% 前回 0.5%(前年比)

【中国】
製造業PMI(7月)10:00
予想 49.6 前回 49.4

【豪州】
消費者物価指数(第2四半期)10:30
予想 0.5% 前回 0.0%(前期比)
予想 1.5% 前回 1.3%(前年比)
予想 0.4% 前回 0.3%(刈り込み平均・前期比)
予想 1.5% 前回 1.6%(刈り込み平均・前年比)
予想 0.4% 前回 0.1%(加重平均・前期比)
予想 1.2% 前回 1.2%(加重平均・前年比)

【ユーロ圏】
ドイツ小売売上高(6月)15:00
予想 0.5% 前回 -1.7%(-0.6%から修正)(前月比)
予想 0.0% 前回 4.0%(前年比)

ドイツ失業率(7月)16:55
予想 5.0% 前回 5.0%

ドイツ失業者数(7月)16:55
予想 0.2万人 前回 -0.1万人

ユーロ圏失業率(6月)18:00
予想 7.5% 前回 7.5%

ユーロ圏GDP・速報値(第2四半期)18:00
予想 0.2% 前回 0.4%(前期比)
予想 1.0% 前回 1.2%(前年比)

ユーロ圏消費者物価指数・速報値(7月)18:00
予想 1.1% 前回 1.2%(前年比)
予想 1.0% 前回 1.1%(コア・前年比)

【米国】
MBA住宅ローン申請指数(26日までの週)20:00
予想 N/A 前回 -1.9%(前週比)

【南アフリカ】
貿易収支(6月)21:00
予想 40億ランド 前回 17億ランド

【ブラジル】
失業率(6月)21:00
予想 12.0% 前回 12.3%

ブラジル中銀政策金利(31日-1日に発表の予定)
予想 6.25% 現行 6.50%

【米国】
ADP雇用者数(7月)21:15
予想 15.0万人 前回 10.2万人

シカゴ購買部協会景気指数(7月)22:45
予想 51.5 前回 49.7

FRB政策金利 1日3:00
予想 2.00-2.25% 現行 2.25-2.50%

【カナダ】
GDP(5月)21:30
予想 0.1% 前回 0.3%(前月比)

鉱工業製品価格(6月)21:30
予想 -0.2% 前回 0.1%(前月比)

原材料価格指数(6月)21:30
予想 -3.0% 前回 -2.3%(前月比)

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【東京市場】ポンド売り強まる

 ドル円は朝方に直近高値を超えて108円95銭を付ける動きを見せたが、109円手前の売りを崩せず、その後は値を落とす展開に。108円56銭までと、108円台半ばを維持しているものの、ポンド円の売りなどに押された。
 日銀金融政策決定会合は一部で期待されていたフォワードガイダンスの変更もなく現状維持。声明ではモメンタムが損なわれる惧れが高まる場合には躊躇なく追加的な金融緩和措置との言及があり、警戒感をより強める格好に。
 ポンドは売りが加速。合意なき離脱リスクの高まりに昨日大きく値を落としたポンドは、東京市場でも朝から軟調。ポンドドルは1.22をあっさり割り込むと1.2110台まで値を落とす展開に。2017年3月の安値1.2110に迫る動きとなっている。ポンド円も132円台を割り込むと売りが強まり131円60銭台まで。今年1月3日にフラッシュクラッシュ気味に円高が進んだ1月3日の131円70銭を割り込んだ。

【ロンドン市場】ポンドの下落一服

週明けから強まり東京市場でも目立ったポンド売りが一巡。
東京市場での下げ分を消す動きとなっており
警戒感が後退している。
新規材料が出たわけではなく、合意なき離脱への警戒感が継続も
動きは一息となっている。

 どれ円は108円台半ばでのもみ合い。
東京朝型に上値トライも109円手前が重くもみ合いに。

【NY市場】FOMCまち

 FOMC結果発表待ちでもみあいが続いている。
ドル円は108円台半ばを中心とした推移。
108.70近辺まで上昇の場面も動きは一息となった。

 東京市場で1.2120を割り込み、ロンドン市場で1.2190近辺まで戻したポンドドルは
1.2150割れと再び売りが優勢も、突っ込んだ売りは避けられ1.2150ばさみ。

【本日の見通し】FOMC次第

 今晩午前3時のFOMC結果発表および3時半のパウエル議長会見次第。
 0.50%の大幅利下げ期待はかなり後退しているものの
CMEFEDWATCHでの割合では約四分の一が織り込む形となっており
無視できる水準ではない。
 とはいえCMEFEDWATCHで四分の一
エコノミストなど専門家予想ではそれ以上が0.25%の利下げ見込みとなっており
0.50%の利下げが実施された場合はサプライズでのドル売りに。
ドル円は107円台に突っ込み、さらに下を意識も。
 大方の予想通り0.25%の利下げとなった場合は
声明や会見内容次第。
この後の追加緩和の可能性を意識させる内容になると
瞬間もし買われたとしても結局はドル売りが優勢とありそう。
声明などが今後に慎重姿勢を示すとドル買いが強まる可能性。

【本日の戦略】FOMCの結果に乗る

 FOMC次第で今後の中期的な動きが決まるところがあり
それまでは手が出にくい。
デイトレはFOMC前にいったんポジション整理が無難。
結果に基本素直に乗る展開も、無理をせず、中期的な方向性を探る展開も。

※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

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