【東京市場】ドル円は振幅
週明けの東京市場、先週末のNY市場で米第2四半期GDPの好結果にも関わらず上値トライが限定的なものにとどまったこともあり、朝方はドル売りがやや優勢に。ドル円は108円台半ばを割り込み一時108円42銭近辺まで。もっとも30日、31日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に突っ込んだドル売りにも慎重姿勢が見られ、下げ一服後は買い戻しが優勢に。午後に入っても買い戻しの流れは続き、下げ分をほぼ解消する形で108円60銭台を回復した。
ユーロドルは1.1120-39の19ポイントレンジ。ECB理事会後に振幅を見せた後は、レンジ取引が続いている。
ここにきて合意なき離脱リスクが強まるポンドは対ドルで1.23台後半推移。週末にはジョンソン新首相に次ぐ事実上のNo.2であるゴーブ国務相が合意なき離脱は今や極めて現実的な可能性と英紙に寄稿しており、週明けも警戒感が継続する中で、ポンドの頭が重い展開となっている。
米中問題長期化懸念で人民元は対ドルで軟調。ドル人民元は7月8日以来のドル高元安圏を付ける場面が見られた。
minkabu PRESS編集部 山岡和雅