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【ロンドン市場】ユーロが神経質に上下動、ECB理事会発表控えて

見通し 

25日のロンドン市場は、方向感に欠ける取引。ユーロ相場はECB理事会の発表を控えて、神経質に上下動している。序盤は東京市場からの流れを受けて売りが先行、ユーロドルは1.1120近辺、ユーロ円は120.20近辺へと下押しされた。7月の独Ifo景況感指数は95.7と事前予想や前回値を下回り、2013年4月以来の低水準となった。しかし、発表後の下押しは限定的で、その後は一気に買戻しが入っている。東京市場からの下げを消す動きとなっている。ECB理事会では次回の緩和を示唆するものとみられているが、一部には今回の緩和発表への思惑も交錯している。ポンド相場はユーロ動向をにらんで方向感に欠ける動き。7月の英CBI小売調査指数は-16と事前予想をわずかに下回ったが、前回の-42からは大幅に改善した。ただ、3か月連続のマイナスと弱い状況が続いている。ポンドドルは1.25手前、ポンド円は135円近辺と下げ渋っているが、ユーロに連れ高となった面が強そうだ。ドル円は108.05-10レベルを中心とした揉み合い。東京市場からやや上値が重いものの、108円割れには至らず小動き。欧州株はおおむねプラス圏でECB理事会待ちに。

ドル円は108円台前半での取引。東京市場で108.24レベルの高値をつけたあとはじり安の動きとなっている。ロンドン市場での下押しは108.04レベルまで。その後は108.05-10レベルでの揉み合いとなっている。欧州株はECB理事会を控えて小動き。緩和期待もあって買いが先行したが、次第に上げ幅を縮小している。全般に様子見ムード。

ユーロドルは1.11台前半での取引。序盤に売りが先行し、1.1122レベルに安値を広げた。独債利回りの低下が売りを誘った。7月の独Ifo景況感指数は95.7と事前予想や前回値を下回り、2013年4月以来の低水準となった。しかし、発表後の下押しは限定的で、その後は一気に買戻しが入った。一時1.1149レベルに本日高値を更新した。ユーロ円は序盤に120.18レベルまで下落したが、その後は買い戻されて120.40台まで反発した。ECB理事会を控えて方向感に欠ける神経質な値動きとなっている。

ポンドドルは1.25近辺での取引。ユーロと同様に、序盤の下押しで1.2465レベルに安値を広げたあとは、反発している。ポンド円は134.71レベルに安値を更新したあとは、反発して135円台を回復する動き。対ユーロでは0.8910-30で方向感に欠ける上下動に終始している。7月の英CBI小売調査指数は-16と事前予想をわずかに下回ったが、前回の-42からは大幅に改善した。ただ、3か月連続のマイナスと弱い状況が続いている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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