【東京市場】若干円高優勢
ドル円は108円08銭を付けるなど、午後に入って軟調な地合いとなっている。目立った材料はなく、108円台での重さを意識する展開に。午前中に比べて株の上げ幅が縮まるなど、リスク選好の勢いがやや鈍ったことで調整が入りやすくなった面も。
この後20時45分のECB理事会で、利下げが実施されるのではとの見通しが広がっており、サプライズへの警戒がユーロ円の売りにつながった面も。
豪ドルも若干軟調、ロウ総裁が行った講演で必要であれば追加緩和との発言があり豪金利が低下。3年債、10年債などの利回りが史上最低水準を更新したことなどが重石に。
minkabu PRESS編集部 山岡和雅