アジア株 上海株は小動き、米中進展期待の一方で中国企業制裁を懸念
東京時間11:29現在
香港ハンセン指数 28453.77(+82.51 +0.29%)
中国上海総合指数 2892.41(+5.43 +0.19%)
台湾加権指数 10968.58(+24.05 +0.22%)
韓国総合株価指数 2103.61(+10.27 +0.49%)
豪ASX200指数 6717.00(+25.76 +0.39%)
アジア株は総じて上昇、前日の米株高を好感しているもよう。
上海株は小幅高、米中貿易の進展期待が高まっている。ムニューシン米財務長官とライトハイザーUSTR代表は来週、貿易交渉するため、中国を訪問する可能性が高いと香港紙SCMPが報じた。また、トランプ米大統領がファーウェイとの取引継続を求める米ハイテク企業に対し、販売ライセンスを付与することに同意したとの報道も好感されている。
一方、米財務省が米国のイラン制裁に違反してイラン産原油を輸入していたとして中国の石油企業「珠海振戎公司」に対して米国内の資産凍結などの制裁を発動したことを発表したことで、米中対立への警戒感はくすぶっている。
きのう取引を開始した中国版ナスダック「科創版」では25銘柄中24銘柄が下落して始まった。取引開始から5日間は値幅制限がないことから、きのうの取引初日に急騰する銘柄が数多く見られた。安集科技は一時400%超上昇していた。
執筆者 : MINKABU PRESS
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