東京株式(寄り付き)=米株安受け反落スタート、下値では押し目買いも
22日の東京株式市場は売り優勢で始まり、寄り付きの日経平均株価は前営業日比72円安の2万1394円と反落。
前週末の米国株市場ではFRBによる大幅な利下げへの期待が後退したことでNYダウ、ナスダック総合指数などがいずれも反落、日経平均もこれに追随する展開となっている。週後半から本格化する3月期企業の第1四半期(4~6月)決算発表を前に、この結果を見極めたいとの思惑も買いを慎重にさせる。参院選後の日米間の貿易交渉の行方も気になるところ。全般薄商いが続くなか外国為替市場やアジア株市場の動向を横目に不安定な動きとなりやすいが、下値では押し目買いを誘い抵抗力を発揮する可能性がある。
寄り付き時点で業種別では33業種中、11業種が高く、値上がり上位に海運、石油、非鉄など。一方、値下がりで目立つのは水産、精密機器、医薬品など。
出所:minkabuPRESS 株式情報
執筆者 : MINKABU PRESS
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