東京株式(寄り付き)=売り優勢、米株高も円高や中国景気減速を警戒
3連休明けとなった16日の東京株式市場は売り優勢、寄り付きの日経平均株価は前営業日比41円安の2万1644円と安く始まった。
前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合指数ともに過去最高値を更新、利下げ観測を背景に適温相場を満喫するリスクオン相場が続いている。相対的に出遅れる東京市場でもこれに追随する動きが期待されるところだが、外国為替市場では日米金利差縮小の思惑から円高に振れており、これが主力株には逆風材料となる。中国景気の減速に対する警戒感も改めて浮上しており、市場エネルギー不足のなか上値の重い展開が続きそうだ。
寄り付き時点で業種別では33業種中、11業種が高く、値上がり上位に機械、鉄鋼、その他金融など。一方、値下がりで目立つのは石油、銀行、精密機器など。
出所:minkabuPRESS 株式情報
執筆者 : MINKABU PRESS
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