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米中首脳会談期待などでドル買い円売り

見通し 

米中首脳会談期待などでドル買い円売り

ユーロドルではドル買い強まらず、方向感限定的
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《6/26 水曜日》
  ドル円  ユーロドル  ユーロ円
始値  107.20  1.1366  121.84
高値  107.85  1.1391  122.63
安値  107.10  1.1348  121.77
終値  107.79  1.1369  122.54
—+—+—+—+—+—+—+–+–
《6/26 水曜日の主要株式指数》
前日終値 前日比
日経  21086.59 -107.22
DOW   26536.82 -11.40
S&P    2913.78 -3.60
Nasdaq  7909.97 +25.25
FTSE   7416.39 -6.04
DAX   12245.32 +16.88
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《6/26 水曜日の商品市場》
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=59.38(+1.55 +2.68%)
NY金先物8 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1415.40(-3.30 -0.23%)
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《6/26 水曜日に発表された主な経済指標》

【NZ】
NZ中銀政策金利 11:00
結果 1.50%
予想 1.50% 現行 1.50%

【シンガポール】
鉱工業生産指数(5月)14:00
結果 -0.7%
予想 -1.1% 前回 2.1%(2.4%から修正)(前月比)
結果 -2.4%
予想 -1.8% 前回 0.1%(前年比)

【ユーロ圏】
ドイツGFK消費者信頼感(7月)15:00
結果 9.8
予想 10.0 前回 10.1

【米国】
MBA住宅ローン申請指数(06/15 – 06/21)20:00
結果 1.3%
予想 N/A 前回 -3.4%(前週比)

耐久財受注(速報値)(5月)21:30
結果 -1.3%
予想 -0.2% 前回 -2.8%(-2.1%から修正)(前月比)
結果 0.3%
予想 0.1% 前回 -0.1%(0.0%から修正)(コア・前月比)

卸売在庫(速報値)(5月)21:30
結果 0.4%
予想 0.5% 前回 0.9%(0.8%から修正)(前月比)

EIA週間石油在庫統計(バレル・前週比)23:30 
原油 -1278.8万(4億6958万)
ガソリン -99.6万(2億3223万)
留出油 -244.1万(1億2538万)
(クッシング地区)
原油   -174.6万(5184万)
*()は在庫総量

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《6/26 水曜日に発表された主なイベント・ニュースなど》

【米国】
*ブラード・セントルイス連銀総裁
ここ数週の間に米政府からFRB理事のポストを打診された。
現在の職(セントルイス連銀総裁)に満足している。

*ムニューシン米財務長官
米中首脳会談で合意みること期待している。
(CNBCとのインタビュー)

*ロス商務長官
トランプ氏と習氏が通商協議を軌道に戻すことを期待。

*トランプ米大統領
中国は米国が貿易交渉ですべきこと知っている。
中国と合意しなければ追加関税を実施する。
G20で習主席と貿易で合意し、追加関税を回避する可能性も。
中国はピンポンボールのように通貨安を誘導している。
プランBは中国とのビジネスを削減すること。
中国に追加関税を課す場合の税率は10%に、25%ではなく。
中国は米国よりも合意したがっている。
ここ数日、米国は中国と協議している。
メキシコは移民の管理で非常に良い仕事を遂げた。
パウエルFRB議長は良い仕事をしていない。
私はパウエル議長を降格もしくは更迭する権利を有している。
他国が通貨を減価させているのに、パウエル議長は何もしていない。
パウエル議長を降格もしくは更迭させるとはまったく示唆していない。
米当局は「おそらく」グーグルとフェイスブックを提訴するだろう。
イランとのいかなる戦闘も長期化しないだろう。
イランとの戦争を望まず。
(米FOXニュースとのインタビュー)

*デイリー・サンフランシスコ連銀総裁
労働市場は非常にタイト。
目標より低いインフレは不快。
インフレを目標より上に上昇させるため追加行動の必要も。

*米5年債入札結果
最高落札利回り 1.791%(WI:1.785%)
応札倍率    2.35倍(前回2.38倍)

【カナダ】
*在カナダ中国大使館
カナダからの食肉の輸入を25日から停止する。
豚肉製品に添付された証明書に偽造が判明したことが理由。
獣医師の品質証明書が最大188通偽造されたことが発覚。
カナダの食肉輸出管理システムに明らかな安全上の欠陥がある。

【NZ】
*NZ中銀声明
より低い政策金利(OCR)が時間とともに必要となるだろう。
下方リスクが低い政策金利を必要とする。
中銀メンバーは金融政策面でのサポートがより必要となるとの認識で一致。
世界経済の見通しは鈍化。
住宅価格の鈍化は個人消費を湿らせる。
抑制された国内成長のリスクが継続。
企業の投資の鈍化は不確実。

*バスガンドNZ中銀副総裁
NZ中銀は金融安定化に向けて新しい取り組み。
新しいガバナンスの下で、説明責任を改善。

IMF
NZに関する年次報告書を発表。
NZ中銀の金融政策姿勢、NZの抑制されたインフレ環境に合致しているとの見解。
経済成長、雇用、インフレの下振れリスクを踏まえ、金融緩和が不十分であることが、
過度の緩和での景気刺激スタンスでのインフレ上振れリスクより依然として大きい。
NZドル、やや過大評価されているとの認識。

【英国】
*カーニー英中銀総裁
合意なき離脱が英政府の政策であれば、金融政策見通しも変化。
合意なき離脱への対応は自動的なものではない、と繰り返す。
合意なき離脱のケースでは、金融政策は刺激的になる公算高い。
現状の英中銀見通しには、市場の合意なき離脱への織り込みは考慮されていない。
次期総裁についての発言差し控える。
中銀の独立性はきわめて重要な課題。
英中銀は「政治化」されていない。
米金融当局の二大使命の達成について全幅の信頼置いている。
ブレグジットの不透明感は英国の短期経済状況を悪化させている。
3月29日以前と比較して、企業活動の不透明感が高まっている。
住宅市場はブレグジットの期限に影響受けている。
ここ数カ月間で市場における合意なき離脱見通しが極めて高まっている。

*カンリフ英中銀副総裁
貿易関連の見通しは英中銀の5月時点予測から悪化している。

*テンレイロ英中銀委員
貿易に関する市場のセンチメントは極めて不安定、実体経済を害する。

*ソンダース英中銀委員
貿易関連のリスクは5月予測時点から増している。

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《本日予定されている主な経済指標》

【ユーロ圏】
ユーロ圏業況判断指数(6月)18:00
予想 0.29 前回 0.30

ユーロ圏消費者信頼感・確報値(6月)18:00
予想 -7.2 前回 -7.2

ドイツ消費者物価指数・速報値(6月)21:00
予想 0.2% 前回 0.2%(前月比)
予想 1.4% 前回 1.4%(前年比)

ドイツ調和消費者物価指数・速報値(6月)21:00
予想 0.1% 前回 0.3%(前月比)
予想 1.3% 前回 1.3%(前年比)

【南アフリカ】
生産者物価指数(5月)18:30
予想 0.5% 前回 1.3%(前月比)
予想 6.4% 前回 6.5%(前年比)

【米国】
実質GDP・確報値(第1四半期)21:30
予想 3.2% 前回 3.1%(前期比年率)

GDPデフレータ・確報値(第1四半期)21:30
予想 0.8% 前回 0.8%(前期比年率)

PCEコアデフレータ・確報値(第1四半期)21:30
予想 1.0% 前回 1.0%(前期比年率)

個人消費・確報値(第1四半期)21:30
予想 1.3% 前回 1.3%(前期比年率)

新規失業保険申請件数(22日までの週)21:30
予想 22.0万件 前回 21.6万件

中古住宅販売成約指数(5月)23:00
予想 1.0% 前回 -1.5%(前月比)

-☆-★-☆-★-☆-★-☆-

【東京市場】しっかりも107円台半ばからが重い

 ドル円は107円50銭を付けた後、107円40銭台での推移が続いた。米債利回りが上昇し、ドル買いの支えに。
前日のNY市場でハト派の代表格ブラード・セントルイス連銀総裁が、7月に0.50%の利下げという期待は行き過ぎと発言し、ドル円は106円台から107円40銭近辺へ上昇。その後の下げが107円手前までとなっており、買い戻しが入りやすくなった面も。
 
 株安のなどの動きも、リスク警戒の動きは限定的。週末の米中首脳会談などをにらんで、頭は重いものの、突っ込んだ売りを避ける動きも。

 ユーロドルは1.13台後半での狭いレンジでの推移。昨日1.1410台まで上昇した後、ブラード総裁発言で1.13台に落とし、その後は1.13台後半推移が続いている。

 NZドルは金利据え置きを決めた理事会声明で、今後の利下げの必要性を示し、瞬間NZドル売りも、すでに織り込み済みということもあり、すぐに反転すると、イベントクリアで上昇。

【ロンドン市場】ムニューシン財務長官発言でドル買い

 ムニューシン財務長官が米中通商協議は90%程度まで合意に近づいていた。
改良させる道はあるはずと発言したことなどを受けて
米中首脳会談への期待感が広がり、ドル買いがっ強まる展開に。
東京市場同様に107.50近辺で序盤は頭を押さえらえたが、
同発言などを受けて上値を付ける動きとなり
一時107.75近辺まで。

 ユーロドルなどではドル買いは進まず
ユーロドル1.13台後半の狭いレンジでもみ合い。

【NY市場】ドル円107台後半推移
 
 ロンドン市場の流れを受けてドル円はしっかり。
一時107円80銭台まで上値を伸ばした。
その後も高値圏推移が続いており、堅調地合いが続いた。

 ユーロドルでは一時ドル売りが入る展開に。
ロンドンフィキシングにかけて大口のユーロ買いが入ったとみられ
1.1390近辺まで。
クロス円はその分しっかり。

【本日の見通し】107円台推移中心か

 明日からのG20サミットをにらみ
上下ともに動きにくい展開が見込まれる。
ドル円は107円台後半まで上値を伸ばしてきており
ドル安円高リスクが一服しているが
108円台にしっかりと乗せて上昇するにはやや力不足も。
 ムニューシン財務長官発言をきっかけに米中首脳会談への期待が広がったことが
ドル買いを誘った格好であるが
週末の米中首脳会談自体を確認せずにここから大きく買い上げるのは難しいか。

【本日の戦略】レンジ取引意識

 G20サミット前に無理は禁物か。
目先は107.50がしっかりとなるかどうか。
下げた後の上値を抑えてきただけに、ここがしっかりすると
レンジが切りあがった印象が強まり、ドル買い円売りにつながる。
デイトレは手前で買ってみて、切れたら諦めるという戦略も十分ありそう。

※山岡和雅個人の見解です
為替や、その他いかなる商品について売買を推奨するものではございません

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