マイクロンの決算好調で半導体関連が上昇 一部製品でファーウェイとの取引再開=米国株個別
マイクロンが上昇しており半導体関連株の上昇をけん引している。3-5月期決算を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。6-8月期に関しては1株利益は予想を下回っていたものの、売上高は予想範囲内となっている。
メロートラCEOは声明で、「需要改善の兆候が出ているが、需給バランス改善のため、来期の設備投資を削減する計画だ」と言及した。
また、主要顧客であるファーウェイとの取引を再開している。米政府が安全保障上の脅威としてブラックリストに載せたことからファーウェイとの取引を停止していたが、政府の規則を検証した結果、不確実性はあるものの一部製品について取引を再開したという。
(3-5月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.55ドル(予想:0.55ドル)
・売上高:57億ドル(予想:58.1億ドル)
・粗利益率:38.5%(予想:36.5%)
(6-8月・第2四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.85~0.95ドル(予想:0.91ドル)
・売上高:57億ドル(予想:58.1億ドル)
(NY時間10:00)
マイクロン 36.74(+4.06 +12.41%)
AMD 30.42(+1.56 +5.39%)
エヌビディア 160.82(+9.34 +6.16%)
minkabu PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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