【東京市場】しっかりも107円台半ばからが重い
ドル円は107円50銭を付けた後、107円40銭台での推移が続いた。米債利回りが上昇し、ドル買いの支えに。
前日のNY市場でハト派の代表格ブラード・セントルイス連銀総裁が、7月に0.50%の利下げという期待は行き過ぎと発言し、ドル円は106円台から107円40銭近辺へ上昇。その後の下げが107円手前までとなっており、買い戻しが入りやすくなった面も。
株安のなどの動きも、リスク警戒の動きは限定的。週末の米中首脳会談などをにらんで、頭は重いものの、突っ込んだ売りを避ける動きも。
ユーロドルは1.13台後半での狭いレンジでの推移。昨日1.1410台まで上昇した後、ブラード総裁発言で1.13台に落とし、その後は1.13台後半推移が続いている。
NZドルは金利据え置きを決めた理事会声明で、今後の利下げの必要性を示し、瞬間NZドル売りも、すでに織り込み済みということもあり、すぐに反転すると、イベントクリアで上昇。
minkabu PRESS編集部 山岡和雅